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臼杵に向かう(2021九州no9)

2021-06-15 | 九州

 湯布院インターから大分自動車道に乗って走ります。対向車線が邪魔してくれていますが山々に囲まれた由布院盆地が見えている。

 霧がいっぱいでなにも見えません。これがこの道路の名物なのかな。グリーンのライトが連なっている。視線誘導灯というらしい。撮影時間は9時19分、それにしてもこの濃霧のさまは何事だろう。五里霧中とはこんな状態の中で生まれた言葉なのか「キリ通行止」が折々発せられるといいます。雪であれば除雪すれば解決するのですが、霧には降参してしまうしか方法はないのでしょうか。「なぜこんな山に道路造ったんだ」との住民の声アリとはガイドさんのお話。

 背の高い防霜ネットが張られていました。ネットにあたった霧が水滴になって落ちるといい、霧の粒子を細かく分解する効果があって霧を薄くするのだそうです。20㎞ もの防霜区間は車窓から別府湾が一望できる風光明媚なところであるためネットは自動昇降式になっているというのですが、見えるはずの別府湾はどこにもありませんでした。このあと東九州自動車道に入り別府市、大分市を抜けて臼杵市に向かうのです。

 臼杵インターを降りて雨に濡れた「国宝臼杵石仏」にやってきました。現地ガイドさんのご案内をいただき見学が始まります。

 

 いろいろ書かれています。「臼杵摩崖仏」が本名らしい。平安末期から鎌倉時代末期にかけて彫られた61体。ホキ石仏第1群、ホキ石仏第2群、山王山石仏そして古園石仏の4群に分かれていて、各群の説明が書かれていますが、まあこの辺にしておきましょう。

 昭和58年から4年かけて保存修理を行ったそうで、これが補修前の「九品阿弥陀如来像」と紹介されていますが、何が何だか分かりません。きれいになった姿は次の写真から貼ってあります。

 まずホキ石仏第二群からの見学です。「ホキ」とは崖という意味の地名だそうです。

 ちょっと小柄な「九品阿弥陀如来立像」がこちら。右の大きな仏様は観音菩薩像。

 こちら阿弥陀三尊像。きれいに補修されたお堂に仏さまは鎮座していました。

 三尊像の右奥に連なっている九品の阿弥陀さんが見えています。

 ガイドさんのこうもり傘が入った画はピンぼけしちゃった。第二群の石仏見学を終えて、ホキ石仏第一群に向かいます。

 国宝の在りかは山の中。苦手な階段が続きます。

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