お母ちゃんの徒然 ときどき絵手紙

日々の事を自然体で綴ってみたい。

映画「あん」  籠の小鳥は放たれました

2015年07月04日 | DVD.映画

あまりにズシリと重い、考えさせられる深い読みの映画でした
このての映画は私は嫌いではない、何本か映画を観る中にはこのような深読みする映画も
むしろ観なくてはと、平和ボケの日常に掘り下げてむしろ積極的に鑑賞向き合う方です
今回の映画レポは実はすぐにはUPが進まなかった、しばしこのテーマをUPするには私の
知ってる限りの言葉を駄列してもこの映画の感想は書けないだろうと・・・・・・
しばし時間を置こうと考えたのです、そんな折に師匠タク殿の「あん」のレポUPである
おお~渡りに船とタク師匠にリンク丸投げとしょうと・・・・・・・・・したが待てよそれではいかん
師匠も時間をかけて映画「あん」レポUPされているのに・・・・・・・
少しはお母ちゃんも感想を書かなければね、少しUPすることにした
ハンセン病、隔離されていた時代からは解放されそれでも変わらず静かに療養所で余生を
暮していらっしゃる人が、そのような方々が投げかけた映画のテーマのようでした
その療養所棟まで行く道は森の中を歩く、森を抜けるのです
森の空気、空、木々の騒めき、この河瀬直美監督の好きな描写なのでしょうか
監督の作品には森が良く出てきますよね

ハンセン病がいろんな角度からTV番組で取り上げられた時期によく見かけた方もこの映画では登場でした
ハンセン病と言う性を背負い生きてきた道程の終着駅はやはり療養所棟 映画「あん」予告篇

籠の小鳥は自由な自然へ放たれました、それぞれがどのように生きていくかもなげかけます・・・・・・・






樹木希林さん主役でフルに出演でした、いつも脇で多く出演なさらないのにファンとしては良い思いをしました
御自分では平然と「全身癌よ」と自分のことをおっしゃっているのです、今回の作品はこれまでの数多く出演なさった
映画のどの作品よりもお勧めしたい作品です、樹木希林さんの女優としての集大成の作品ではないでしょうか
「癌」となればなおさら樹木希林さんにスクーリーンに逢いに行かねばの気持が早まったお母ちゃんでした




一言でいい男、永瀬正敏この方に注目したのは「隠し剣鬼の爪」での演技、セリフが少なく無言の演技が深いのよ
今回も同じ、準主役といったとこでしょうか、この方華やかではないけど存在感あり、これから歳を重ねるに
どんな表現をなさるか楽しみの俳優さん、監督さんに恵まれると役者冥利につきるね

冷静にいつも離れた場所で客観的に観る自分が居るのに今回の映画「あん」には入り込んで泣かされた


 タクさんブログ 映画「あん」のUPです  詳細な映画ブログです


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