横溝正史原作の映画「犬神家の一族」を先日ようやく見ることができた。
横溝、といえば金田一。
金田一といえば推理小説。
推理小説と、いえば…
そういや江戸川乱歩もシャーロック・ホームズも読んでいたのは小学校の時だった。
鈴木が人生の中で一番本を読んでいた時期は、小学校。
先述した2つの推理シリーズ+横溝正史は完璧に鈴木のコアな部分の趣味である。
が、そこに到達するまでそれこそジャンル国内外問わず、伝記から小説から事典、はたまたポエムやマンガに至るまで幅広く読んでいた。そんな時期である。
我ながら「常識的」で「バランスのいい育ち」したなァ~と思ってやまないうぬ・ぼれ子…鈴木。
それには、この時期のランダム読書も一役買ったと思われる。
読書に限らず、雑多な情報を無防備にさらうということは、子供時代に絶対必要だ。このことにはまた別の機会に触れるとして…
さて、小学生時代の長期のお休み。
宿題のなかで、鈴木がひときわやる気まんまんだったのは「読書感想文」である。
工作も、日記も、好きだったためかなり楽しくこなしていた宿題だったが、この読書感想文に対する「やる気まんまんさ加減」は、ちょっと子供らしからぬところからのモチベーションであった。
間違いなくにいい本をチョイスし、素直にジ~ン…ときてグッ!ときて筆舌に尽くしがたい感情がクッ!っとこみ上げてきたとしても…。
いざ感想を書く段階になると、鈴木はこんなことを考えていたのである。
「この場面、かなりいい場面。取り上げておかない手はないよ」
「ここの展開いまいち好みじゃないけど…でもここがこの話の泣かせどころだよ?いいとは思うから、'むねを打たれた'って書くのがベストだよね」
…こう書くとまるで私が「いやな子供」のようだが決してそんな子ではないので悪しからず~。
この時のモチベーションを、鈴木の他の体験に例えるならそう。
高校時代、ほぼ毎週聴いていた所ジョージのラジオ番組(ゆるい)に、一度だけ投稿したことがあった。
「これは絶対いける!」
とひらめいたネタを送ったらまんまと採用されたのだ。
「これを書けば間違いなく採用」
と確信し綴っていたこの時の感覚は、まさに読書感想文を書くときのそれ、そのものであった。
言うなればハガキ職人、もとい「感想文職人」な子供だったと言えよう。
ちなみに一番よく書けた感想文は、確かポプラ社の「銀のスケート靴」という本だった。
なんとなく、読みたくなってきた。いま、感想文を書いたら相当に実直なものが、書けそうな気がするよ。
横溝、といえば金田一。
金田一といえば推理小説。
推理小説と、いえば…
そういや江戸川乱歩もシャーロック・ホームズも読んでいたのは小学校の時だった。
鈴木が人生の中で一番本を読んでいた時期は、小学校。
先述した2つの推理シリーズ+横溝正史は完璧に鈴木のコアな部分の趣味である。
が、そこに到達するまでそれこそジャンル国内外問わず、伝記から小説から事典、はたまたポエムやマンガに至るまで幅広く読んでいた。そんな時期である。
我ながら「常識的」で「バランスのいい育ち」したなァ~と思ってやまないうぬ・ぼれ子…鈴木。
それには、この時期のランダム読書も一役買ったと思われる。
読書に限らず、雑多な情報を無防備にさらうということは、子供時代に絶対必要だ。このことにはまた別の機会に触れるとして…
さて、小学生時代の長期のお休み。
宿題のなかで、鈴木がひときわやる気まんまんだったのは「読書感想文」である。
工作も、日記も、好きだったためかなり楽しくこなしていた宿題だったが、この読書感想文に対する「やる気まんまんさ加減」は、ちょっと子供らしからぬところからのモチベーションであった。
間違いなくにいい本をチョイスし、素直にジ~ン…ときてグッ!ときて筆舌に尽くしがたい感情がクッ!っとこみ上げてきたとしても…。
いざ感想を書く段階になると、鈴木はこんなことを考えていたのである。
「この場面、かなりいい場面。取り上げておかない手はないよ」
「ここの展開いまいち好みじゃないけど…でもここがこの話の泣かせどころだよ?いいとは思うから、'むねを打たれた'って書くのがベストだよね」
…こう書くとまるで私が「いやな子供」のようだが決してそんな子ではないので悪しからず~。
この時のモチベーションを、鈴木の他の体験に例えるならそう。
高校時代、ほぼ毎週聴いていた所ジョージのラジオ番組(ゆるい)に、一度だけ投稿したことがあった。
「これは絶対いける!」
とひらめいたネタを送ったらまんまと採用されたのだ。
「これを書けば間違いなく採用」
と確信し綴っていたこの時の感覚は、まさに読書感想文を書くときのそれ、そのものであった。
言うなればハガキ職人、もとい「感想文職人」な子供だったと言えよう。
ちなみに一番よく書けた感想文は、確かポプラ社の「銀のスケート靴」という本だった。
なんとなく、読みたくなってきた。いま、感想文を書いたら相当に実直なものが、書けそうな気がするよ。