野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

糖尿病による“かゆみ”?

2018年08月27日 | ブログ

あまり知られていないその実態とは

糖尿病の人がかかりやすい、感染症とは?

厚生労働省の糖尿病サイトでも、症状の中で“肌のかゆみ・かさつき”を挙げています。

では、糖尿病と肌のかゆみにはどのような関係があるのでしょうか。糖尿病患者さんは、感染症にかかりやすいと言われます。感染症とは風邪や肺炎、膀胱炎などさまざまありますが、皮膚炎も感染症の一つで、皮膚炎がかゆみの原因となっています。

皮膚炎には、皮膚感染症・足病変があります。皮膚のかぶれやただれ、白癬(はくせん)菌症(水虫・たむしなど)、カンジダ症などが挙げられ、感染の可能性は全身にあります。特に唇や陰部などの皮膚の薄い部分には症状が出やすいと言われています。

糖尿病患者さんが感染症にかかると、急速に進行するだけでなく、回復には長い時間がかかります。また感染症にかかることにより、血糖値が上昇しやすくなり、血糖のコントロールが乱れます。そのため、糖尿病そのものの進行にも影響を及ぼしてしまいます。

皮膚感染症・足病変とは?

皮膚感染症は、大きく細菌性と真菌性の2つに分類されます。

細菌性
外耳炎、とびひ、膿瘍、蜂窩織炎(皮膚の深いところが化膿し炎症を起こすこと)など

真菌性
真菌性皮膚疾患(白癬菌による水虫、たむしなど)、皮膚カンジダ症、泌尿器系カンジダ症 など

足病変は、足にできる潰瘍や壊疽(えそ)を指します。神経障害・血流障害・感染症などが複雑に絡み合って起こります。足の潰瘍や壊疽が進行し、重篤になると足の一部の切断を余儀なくされるケースもあります。

糖尿病におけるかゆみの危険性

健康な人であれば、日常、かゆみがあってもよほど酷くない限り、深刻に考えないかもしれません。しかし、糖尿病患者さんの場合には、かゆみには多くの危険性が潜んでいることがあります。たとえば、冬に肌が乾燥し、かゆみを感じることはよくあることですが、糖尿病で、免疫力が低下している状態で無意識に肌を掻いてしまうことで傷がつき、そこから細菌が侵入して感染してしまうことがあります。

また、糖尿病で肥満傾向にある場合は、脇の下や股擦れなど、肌同士が擦れあって傷つき、同様に細菌感染の恐れがあります。この他、衣服の擦れや、入浴時に体を強く洗ってしまうなど、日常生活の何気ない行為が皮膚を傷つけてしまうこともあります。

このように皮膚感染症は全身に起こり得ますが、特に足は、全身の体重がかかり、靴による蒸れや摩擦などで傷やかゆみを起こしやすい部位です。また糖尿病患者さんに多い白癬菌症(水虫)が悪化し潰瘍へと進行し、酷い場合には壊疽(えそ)を引き起こすこともあります。かゆみがある場合には、無意識に皮膚を掻いてしまう前に、医師に相談するようにしましょう。

糖尿病におけるかゆみ対策・日常生活の工夫

糖尿病で発症するかゆみについて、日々の対策や工夫についてご紹介したいと思います。

血糖のコントロール

糖尿病に由来する皮膚の乾燥や感染症を防ぐために最も重要なことは、血糖のコントロールです。血糖値の上昇により、糖尿病が悪化し、感染症のリスクが高まってしまいます。また、感染症にかかることで血糖値も上昇する傾向にあるため、さらに感染症が悪化するだけでなく、糖尿病の進行にも影響を及ぼし、悪循環に陥ってしまうため、血糖のコントロールを良好に保つことはとても重要です。

皮膚を清潔に保つ・保湿する

毎日入浴し、体を清潔に保つことも重要です。また、保湿クリームや ローションを利用して、肌を保湿する習慣をつけましょう。しかし、逆に蒸れやすい部分(脇の下・鼠径部(そけいぶ)・足など)は、過度の保湿・湿気はかえって皮膚感染を悪化させてしまうため、ベビーパウダーなどを利用して蒸れを防ぐと良いでしょう。

皮膚への刺激を極力抑える

皮膚がかゆみを感じる状態は、それだけ皮膚が過敏になっている状態です。そのような状態の体に刺激を与えると、かえってかゆみや乾燥を増長する原因にもなります。

特に、毎日の入浴では気を付けたい点がいくつかあります。まず、熱いお風呂に浸かることは控えましょう。温度の高いお湯は、かゆみを増長するだけでなく、肌の水分や皮脂を奪ってしまい、より乾燥させてしまいます。体を洗うときも、強くゴシゴシと洗うことは、肌を傷つける原因になるため避けましょう。柔らかいタオルや素手で優しく洗うことをおすすめします。また、ボディソープなども低刺激性のものを利用してみても良いでしょう。

楽観視は禁物!糖尿病におけるかゆみ 

~気になる症状の場合は、すぐに受診を~

皮膚のかゆみは日常的に誰にでも起こりうるものですが、糖尿病患者さんにとっては見逃せない症状の一つです。
血糖値の乱れや免疫機能の低下、糖尿病神経障害といった合併症も皮膚トラブルと相互的に関係しており、進行も早い上、回復にも時間がかかります。重篤になると、壊疽といった危険性も抱えています。

普段から皮膚を健康に保つために、自分の皮膚の状態に気を配り、少しでも気になることがあれば、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

 

 以前、糖尿病性ケトアシドーシスで入院してた時にサロンがあって、そこの60歳前後のおじさんが、

「水虫で足が腐っての~、今度、切断よ~」って言ってた事を思い出した。

(´・ω・`) おっかねー。糖尿病患者は本来虚弱体質。ちょっとしたことで聞いたこともない病名を付けられる。

困ったものです。



最近、なんか痒くなる。秋、冬にかけて。乾燥ということもあるのだろうが。股間も痒くなる!(´・ω・`)

そして寝てる最中に無意識に掻きむしる。特に脛。弁慶の泣き所。何故かは解らないが。

ボリボリボリボリボリボリ。

翌朝、爪の間に血があああああああああああああああああ

で、アルコール消毒を(´・ω・`) しみるしみる。つつつつつ・・・




「糖尿病・かゆみ」で検索を。やっぱりあった。朝と夜は弱酸性ビオレで洗ってるが、でも痒い。

全国2050万人の糖尿病患者さん及びその予備群さん、気を付けましょうね。

足を切断したら天国でも「車椅子」よ!

あっ、そうか!みなさん地獄行きだわ!糖尿病で死亡した場合、「地獄行きの片道切符」を漏れなく。


※このブログを毎日見ると「パトラッシュ」が迎えに・・・・(´;ω;`)そして天国に・・・




今朝の血糖値です。104(mg/dl)です。問題ないかと。126(mg/dl)以下なら、よし!としよう。


 


また更新します。皆様もご自愛ください。




深田恭子35歳。1982年生まれ。問題ありません。何一つ。はい。



(´・ω・`) 野良猫岡山36歳。1982年生まれ。なにか問題ある???? ん?


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