野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

膨らむ薬剤費、削減の鍵は(´・ω・`)

2018年08月01日 | ブログ

食事指導や処方調整

第63回日本透析医学会学術集会・総会

 日本の国民医療費は2013年度から40兆円を超えており、医療費高騰への対応が大きな課題となっている。特に医薬品費の伸び率は高いとされるが、半面、現場の医療者たちはポリファーマシーや残薬といった、処方した薬が活用されず、むしろ副作用の原因となる問題を実感している。第68回日本透析医学会(6月29日~7月1日・兵庫県)では、透析患者の薬剤費や残薬の実態と、その対処法としての処方調整などについて講演が行われた。

医療費は血液透析患者で高く、薬剤費は腹膜透析患者で高い

 医療法人あかね会土谷総合病院(広島県)薬剤部の鎌田直博氏は、同院の透析患者について、医療費に占める薬剤費の割合と実態を報告した。

 検討の対象は外来の腹膜透析患者60人、血液透析患者491人、腹膜透析と血液透析の併用患者52人で、3カ月の医療費と、その中の薬剤費の割合が調査された。

 1人当たりの月間医療費は、血液透析患者:38万2,084円、腹膜透析患者:34万8,127円、併用患者:40万2,748円で、腹膜透析患者の医療費がやや安価だった。そのうちの薬剤費は、順に8万9,829円(約24%)、20万5,872円(約59%)、207,571円(約52%)と、腹膜透析患者で血液透析患者の倍以上になることが明らかになった。そこで、薬剤費の内訳を見ると、腹膜透析患者と併用患者では人工透析用薬(透析液)の比率が高く、これを除くと薬剤費は7万~8万円程度と大きな差はなくなった(図1)。また、エリスロポエチン製剤、リン吸着剤、シナカルセトの比率が高かった。

 同氏は「透析患者の薬剤費は高額で、特に透析液の比重が大きい」と述べ、「透析液以外では、エリスロポエチン製剤、リン吸着剤、シナカルセトなどが目立つが、これらは透析効率の向上や食事指導の徹底などにより使用量を削減できる」と考察した。

処方調整で高リン血症治療薬16億円以上節減の可能性

 医療法人順天会放射線第一病院(愛媛県)透析室臨床工学技士の渡部優作氏は、同院の外来透析患者58人の残薬実態調査について述べた。約60%の患者は薬が多いと感じており、飲み忘れることがある人は45%だった。

 余った薬を「家に置いている」「捨てている」と回答した41人から残薬を回収したところ、1万1,899錠、薬価換算にして86万3,351円にも上ったという。

 多かったのは、錠数では高リン血症治療薬(3,280錠)、次いで便秘治療薬(3,224錠)で(図2)、金額では瘙痒症治療薬(34万8,691円)、高リン血症治療薬(22万1,895円)だった(図3)。

図2. 残薬の錠数の内訳

図3. 残薬を薬価換算した金額

 

 そこで、便秘が解消している患者には、便秘治療薬を頓服または休薬したり、患者の病態やライフスタイルなどに合わせて、高リン血症治療薬の薬剤変更をするといった処方調整を行った。その結果、残薬があった群は、高リン血症治療薬の内服錠数と1日の総内服錠数が減少し、それでも血清リン酸値も次第に低下したという。

 なお、今回の残薬実態調査では処方日数の調整もされ、1年間で節減された薬剤は18種、5,232錠に上った。当初、残薬錠数が最も多かった高リン血症治療薬は3,498錠、薬価換算で28万9,048円削減された。

 これを全国の透析患者数33万人に当てはめると、16億4,455万5,000円となり、大幅な医療費削減につながる可能性が示された。

 同氏は、残薬実態調査は患者のライフスタイルやパーソナリティーの把握に有効であり、それに基づいて処方調整を行えば、患者の予後向上と医療費抑制の両方を実現できると結んだ。

https://medical-tribune.co.jp/news/2018/0731515178/index.html?_login=1#_login

 


明日は我が身の「人工透析」(´・ω・`)まぁ、腹部大動脈壁石灰化は始まってますが。




糖尿病治療薬って、余る?(´・ω・`) 余る薬は拒否しよう。薬価代が軽減されるかも。


医師の指導の元、次回の診察までの期間の薬。



うん余る。(´・ω・`)飲み薬で「ジャヌビア錠50㎎」以外は余った。食前に飲む薬とか。今は無いけど。


難聴の薬は「大量」にストック!ただ、効果があまり無いが余ってる。

 

こんな事をしてたら「医療個人負担」が高くなるかもね。健康保険料とか。


 

介護保険料 差し押さえ最多

2016年度厚労省調査 65歳以上、1万6000人超

 2016年度に介護保険料の滞納による差し押さえ処分を受けた65歳以上の人が過去最多の1万6161人になったことが、30日までに厚生労働省の調査でわかりました。調査は1741区市町村に聞いたもの。

 それによると、16年度に滞納処分を実施した市町村は31・2%で、前年度とほとんど差がなかったものの、差し押さえ処分の件数は15年度の1万3371人から2割以上の2790人も増えました。

 65歳以上の人の介護保険料は、年金から強制的に天引きされる「特別徴収」が約9割です。一方、無年金の人や年金が年18万円以下の人は「普通徴収」となり、保険料を納付書にもとづいて自分で納めなくてはなりません。

 滞納者に対する処分は、差し押さえ処分のほか、滞納期間に応じて、

▽利用料をいったん10割負担させた上で全額を払い戻しさせる「償還払い化」が2559人▽利用料をいったん10割負担させた上で払い戻しの全部または一部が差し止めになる「給付の一時差し止め」が57人原則1割の利用料を3割に引き上げ、高額介護サービス費などの給付を停止する「給付の減額等」が1万715人―にのぼりました。

 

 介護保険料は上がりつづけており、滞納処分の増加は、低所得者を中心に高すぎて払いきれなくなる人たちが広がっていることを示しています。


(´・ω・`)保険料が払えず年金給付金差し押さえとか。生活出来んじゃん。


最悪の老後が・・・。

 

 



夏!夏!夏だ!

難聴側からは「24時間耳鳴」ジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジ

正常な左側からは「蝉の音」ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ ミーンミンミンミーンミンミン


えい!五月蠅いわ!!! ヽ(`Д´)ノウァァァァァァァァアアアアアアアァァァァァァァァァ


 



今朝の血糖値です。134(mg/dl)です。ちと高め。(´・ω・`)まぁ、こういう時もあるさ。


(´・ω・`)チッ、インスリンはちゃんと打ってるし、飲み薬もちゃんと。(´・ω・`)チッ


 


また更新します。皆様もご自愛ください。





 






 

 

 

夜空を見よう!零れ落ちる涙が頬を伝わる前に防いでくれるかも。(´;ω;`)


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