Storia‐異人列伝

歴史に名を残す人物と時間・空間を超えて―すばらしき人たちの物語

国境を越える走り

2006-06-16 23:59:24 | ローカルな話題

サッカーW杯はドイツ、おっとアルゼンチン4点、ディフェンス二人抜いて5点め。シュート決定力の6点め。アーぁ、違いすぎる。
サッカー見ながら、ドイツの車はカチッとしていいなあというクルマ思い出話。
十数年前西ドイツ、ビカビカのBMWばかりと思いきや目立つのはベンツのタクシーばかり、飛ばしてくれた女性ドライバのタクシーなんとスピードメータがはずされていた!
街なかもVWゴルフばっかりそれも初代Ⅰ型、この頃はもうⅡ型も最終年だったのに堅実で物持ちのいい人たちだ。東京はバブルのころ青山通りや六本木にあふれていたアウディやBMWなど、本国では新車があまり目だたなかった。

VWゴルフのことは潜在的に頭に残り、ビーエムを探していたはずが濃紺の海の色の中古ゴルフを見たとたん決めてしまった。4灯グリルに直し、仙台郊外の新興団地からの通勤用に。
足回りの確かさやぴたっと決まるハンドリングなど、サスガと思った。だけどこのクルマは手がかかった。循環系統、ゴムホース周りが弱かった。ある朝、エンジンルームから白煙モクモク、火が出たかとドキッとし空きビルに寄せれば通りがかった親切なおじさん匂いをかいで「ダイジョーブ、これ水蒸気ですな」クーラント緑の液漏れ。
以後数回この経験、レッカー車のお世話に。外車ディーラも馴れたものですぐ飛んでくるが、直せない。4年で買った値段ぐらいの修理代をかけ最後は、ゴルフをやめたヤナセでガスケットとやらまで完全に直してもらった。おかげで乗り比べた代車が十数車種、いい経験をさせてもらったよ。このゴルフはシュツットガルト生まれだったかな。

トラブルなくなったが心配感は残っていたとみえ(実は愛読誌がNAVIだったので)今度はネコ足プジョーを探し、結果は赤いルノー・ルーテシアに、意外にも妻の怒ること!子供達もオロオロ。
フランスはオートマの制御やアクセル感覚などまるで違うソフトな感じ。シートは何とも素晴らしいすわり心地。だが、これも4年ぐらいでオートマが完全にイカレタ。(と、ディーラの社長は言ったが、修理しスバラシイ値段で売っていた、この会社はまもなくつぶれた)
で、やむなく今のルノートゥインゴちゃんに。これは輸入車中最もチープとか。
でもこれ、なかなか乗るほど面白く、飽きないので正解!クラッチのないマニュアル。

思い起こせば二十数年前、いすゝ゛117クーペはカタログ見てため息、とうとう最終年式の角目XC-Jに3年のったら、ちょうど10年目車検の日にパタッと動かず。このあたりから、車選びがおかしい。三角窓は気持ちよかったが実際は風きる音うるさい、何せ惚れ惚れするスタイル、シフトレバーまでウッドにした!!
これは、第三京浜で急ブレーキでキチッととまって...命拾い。

次がおげんきですか~陽水の日産初代セフィーロ、新車から十年以上最後は妻がぶつけられて全損。日産はチェンジの度にどんどんスタイル悪くした。日の丸メーカはいったい何をしてるのだろう?
三菱セレステ、ホンダアコード...ギャラン、セフィーロ以外、独仏含めハッチバックやクーペ、それも程度よさそうな中古車えらんだはずだったんだけどなあ。でも、どうもあたりはずれ多かったような...でも、欧州車はなんせ、国境を越える走り!サーカーと同じ。いつかはベンツに、いや今度は「スマート」がイイ。間違いだらけ...の変人。

こうなると、これからはマイカーもリースで新車借りて乗り換える、それが賢くお得な時代になっているのかも。

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