「野里町歩紀 ~思いつくままに~」

野里町歩紀 ~摂河泉をゆく~ に次ぐ第二歩です

80年代の韓国歩紀~民俗村

2024-10-03 20:58:11 | 日記
 ソウル市の南方に「水原(スウォン)」という都市があります。そこに「民俗村(ミンソックチョン)」という現代風に言えば「歴史テーマパーク」がありましたので行ってきました。通常であれば観光バスで行くのでしょうが、ソウルと釜山を結ぶ「京釜線」という鉄道の途中駅でしたので私は列車で行きました。あの頃から結構歩いていますね。私は当時から「歩紀ニスト」だったようです。


 「京城」は「日帝の残渣」ですので「京釜線」の「京」はソウル地方を含む「京畿道(キョンギド)」の「京」なんでしょうね。「セマウル号」というソウル・釜山を結ぶ特急列車で行ったのですが、京釜線は全線電化されていなかったのでディーゼル機関車でした。「広軌」というんですか。車内が広いなと感じました。かつての民俗文化を展示する屋外施設です。結構大きな施設でしたよ。今は行政区画変更で「龍仁市」になっているそうです。


 「農楽隊(ノンアックテ)」という韓国の伝統舞踊です。


 韓国人は何かいつも険しい顔つきで、しゃべり方も喧嘩腰に感じるのですが、そんな中「農楽隊」の若者たちの笑顔が印象的でした。


 結構本格的な公園です。アトラクション的に催されているのではなく園内で普通に展示公演されていました。




 鍛冶屋なども当時の姿で再現されており完成品はお土産として売られています。つまり観光客相手ではなく、ここで昔の生活を送りそれを観光化しているという感じでした。


 この日はとても暑い日でした。韓国では絶対に「生水」を飲んではいけないと言われていました。これは非衛生的というよりも硬水なのでお腹を壊すのです。まだミネラルウォーターが一般的でなかった時代です。街角では自転車の荷台に「麦茶(ポリチャ)」を入れた大きなガラス瓶を積み、底についているチューブからまるで「洗濯機の排水ホース」のように出てくる麦茶を売っていました。10ウォンでコップ2杯です。麦茶は沸かしているのでしょうが、あの大きな氷はどうなんでしょう?コップは洗っているのでしょうか?しかし滞在中一度もお腹を壊すことはありませんでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちょこっと歩紀~里山に佇む... | トップ | 琵琶湖一周歩紀6~秋風を受... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事