浮島ヶ原自然公園の鳥 その１５ バン幼鳥

ため池に近づいたら、足下からあわてて飛び出した鳥がいました。
見慣れない鳥です。
図鑑で調べてみると、バンの幼鳥のようです。
近縁種のオオバンはよく見かけますが、バンを見たのは初めてです。


こちらをしきりにうかがっていました。
体の割には大きな足をしています。

成鳥になると、くちばしと額が赤くなります。
近くに成鳥もいたかもしれませんね。

さて、１５回に渡って浮島ヶ原自然公園の野鳥を紹介してみました。
スズメやキジバトなど、普段おなじみの鳥も入れて１５種類ほどの鳥を１日で見ることができました。
ヒキノカサやノウルシの花が見られる頃まで、見所が少ない浮島ヶ原自然公園ですが、鳥を意識して観察するといいですね。

ただ、野鳥を見るには、公園北側の用水路や灌漑用のため池周辺のほうがいいですね。そちらの方がより多くの鳥に出会えました。
やはり、藪があったりして身を隠しやすいのかもしれません。
公園内でもっと野鳥が見られるように、ヨシを刈り残すなどの手だてを打ってもいいかもしれませんね。

浮島ヶ原自然公園の鳥 その１４ カワウ

頭上を時折カワウが飛んでいきます。
あまり公園内に降りてくることはありませんが、飛ぶルートにはなっているようで、空を見上げていると時々見かけます。