毎月25日は、雑草倶楽部の活動日です。
今回のトップバッターは、西臼塚の森で見つけたギンリョウソウ。
真っ白な体が、暗い森の中に浮かび上がっていました。その姿から「ユウレイタケ」なんて呼ばれることも。
種子植物ですが、葉緑素を持たずにキノコの菌に寄生して養分をもらっている植物です。
こういったちゃっかりものグループを不正…じゃなかった「腐生植物」と呼びます。
林床にまとまって咲きます。
菌に寄生して生えるので、毎年同じ所では見られません。
近くにはキバナノショウキランもありました。
これも腐生植物。「ラン」というと綺麗な花というイメージがありますが、中には「腐生ラン」と呼ばれる、菌に頼って葉緑素をもたないランのグループがあります。
花を見ると確かにランの形をしています。
でも、あまり「綺麗」というイメージじゃないですね。
そういえば、今月のお題であるネジバナもランです。
ここまでアップにしてやると、確かにランですね。一番身近に見られる野生ランだ、とも言えます。
お題が出た時点ですでにネジバナが無く、身近な花すぎて、ろくにネジバナを撮っていなかったので、これでお茶を濁しておきますww。
先週からアップしてるアカネズミを観察しているフィールドでは、ヤマユリが大きな花を咲かせ始めました。
いよいよ夏真っ盛りですね。