24日に、立川にある国営昭和記念公園で「緑・花文化を楽しむ講習会」に参加してきました。
副題は「秋の花を訪ねて「科」の性質を調べる」。講師は、都留文科大学名誉教授の森江晃三先生。
森江先生は、大学の時に生物学…というか、自然を学ぶために必要なことをいろいろと教えていただいた方です。
生き物の名前にはやっぱり学名をつけるとか、なにか生き物をネタに話をする時は、その生き物がプリントされたものを身につけて話の枕にするとか、いつもルーペを持ち歩いて自然観察をするなど、今も先生に教わってから影響されていることがたくさんあります。
もう退官されてから10年経ちますが、今もお元気でした。
最後にお会いしたのは3年前の地域交流研究フォーラムだったので、久しぶりの再会です。ほとんど森江先生に会うための観察会参加でした。
まずは木陰で分類についての講義。
レジュメの体裁も、話しぶりも、とても懐かしくて学生時代に戻って聞いていました。
あちこち話が脱線するのも、いつも通り。
自分もあっちこっち話が脱線しますが、これも影響かもしれません…(笑)
園内を歩き始めて、まずじっくりみたのはハナトラノオ。
シソ科のトラノオは、花が豪華ですね。
茎が四角であること、花の形に特徴があること…シソ科のお勉強をしました。
ミズヒキの花もじっくり観察。
1つの花が小さいですが、ルーペでじっくり見るとタデ科の花であることが分かります。
案外かわいい花なんですよね。
樹木の葉も観察。
ヒイラギの葉って、トゲ(鋸歯)が無いものもあるんですね。
気がついていませんでした。
参加者の皆さんから質問があると、さっと答えが。
そこからいろいろな話が飛び出して飽きません。
あっというまの2時間でした。
同時に、まだまだ勉強が足りないなぁとも思いました。最近、自然観察会の講師のようなこともやりますが、もっと知識があるといいなと思います。まぁ、ぺーぺーだから仕方がないですけどね。
「午後も時間があれば皆さんとお付き合いするんですが、午後は用事があるので申し訳ないです」
と言いながら、森江先生は去っていかれました。
まだまだお忙しいようですね。
また機会があったら、ご一緒したいなと思います。
懐かしい先生との再会と、観察会、楽しかったようですね~~。
ひとつひとつの植物に対して、知識があれば、観察も楽しいでしょうね。
ヒイラギにギザギザがない葉があるなんて知りませんでした。
自然界も奥が深いですね。
ミズヒキの花は小さくって何時もパスしています
写真に撮ると新しい発見がありそうですね
初めて行ってきました。
あんなにたくさんの人が訪れる公園とは思いませんでした。広々としていいですね。
こもれびの丘周辺は、自分が関わっている浮島ヶ原自然公園の管理の参考にもなって良かったです。
>喜サンタさん
いやそれが大学時代に何度も先生と山を歩いていろいろ植物の名前を教えてもらったんですけど、ほとんど覚えていないんです(笑)
そもそも動いている生き物好きだったので。
あの時、ちゃんと覚えれば良かったなーと、今でも思います。