黄色がきれいなクサレダマの花が咲き始めました。
緑の中で咲いていると、やはり目立ちますね。
サクラソウ科オカトラノオ属なので、以前掲載したサワトラノオやオカトラノオと同じ仲間です。
この2つと比べると、花がまばらで違った印象を受けますが、この角度で見ると確かに花序のつきかたが似ています。
1つ1つの花は、2つと比べて大きめです。
花弁も細長くなっているのも違い。それに色が白ではなくて黄色ということですね。
「クサレダマ」という名前を聞いて、なんてひどい名前なんでしょうという方がけっこういます。
でも「腐れ玉」ではなくて「草連玉」なんですね。
「レダマ(連玉)」という黄色の花を咲かせるマメ科の木があり、それに似た黄色の花を咲かせる草なのでこの名前になりました。でも実際は似ていないそうですね。同じなのは、黄色であることだけのようです。
この黄色から「イオウソウ(硫黄草)」という別名もあります。
これはしっくりくる名前ですね。
↑の蝶々の飛翔、迫力がありますね。グライダーのようです。優雅に見える蝶々も飛翔の時には顔も引き締まっているようですね。
ところで、浮島に行くのに東田子の浦駅から歩くと遠いですか?土日は車が使えないのでJRで行こうかななんて思っているのですが。
クサレダマを紹介するたびに「なんとまぁ」という顔をされて、説明をするとほっとした顔をされる方ばかりですね。
浮島ヶ原自然公園は、東田子の浦駅からすぐですよ。ただ、駅に北口がないものですから、ちょっと回り込むような感じになります。徒歩10分弱といったところですかね。