千石氏の展示を見たあとに不忍池を歩いてみたら、ミシシッピアカミミガメが1頭佇んでいました。
小さい時は「ミドリガメ」としてお祭りなどで売られますが、けっこうな大きさに育つことと、そこそこ気性が荒くなることから、大きくなって捨てられてしまうことの多いカメです。
名前の通り、北米原産のカメで外来種。今では日本全国津々浦々、それどころか全世界に広まってしまっているカメです。
日本では要注意外来生物であり、自治体によって独自の規制をしている場合もあります。
世界の侵略的外来種ワースト100、日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれてしまっています。
爬虫類の地位をもっと向上させたいと尽力してきた千石氏。
彼はまた、著書で安易な飼育はするべきではなく最後まで責任をもつこと、それができないならば飼うことを考えるべきだと言っていました。
東京の真ん中の池で佇むミシシッピアカミミガメを見ながら、複雑な思いでした。
一昨年、丸火の池でも見かけました。
並んでいる所が面白かったです。
駿府公園では、とても大きなカメが沢山いましたよ。
イシガメが珍しい存在になってきましたね。
http://asitaka-yamabudou.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-c951.html
代わりにあちこちにアカミミガメがいるのを見かけます。
どうにかならないものですかねぇ。