★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

静岡駅のまわりで自然観察

2013-03-21 | 自然観察(植物)
先日静岡市で麻機遊水池のシンポジウムに参加してきました。
「あざれあ」でシンポジウムがあったわけですが、駐車してからあざれあへ行く道すがら、静岡駅周辺の路地の植物を観察してみました。



おなじみオランダミミナグサ。
コハコベと一緒に街路樹の根元や花壇で白い花を咲かせていました。



アスファルトの隙間からは、マメグンバイナズナ。
実の形に特徴があります。
そこそこ大きく育っていました。



とある建物の敷地内に、食べ頃のカンゾウの芽がありました。
こんな街の真ん中にあるとは驚きです。



その脇では、コンクリートの隙間から立派なオニタビラコが育っていました。



歩道の隙間には、ヒメスミレ。
種がアリに運ばれるので、周囲の隙間や生け垣の下にたくさんのヒメスミレがありました。
街の雑踏の下で、がんばって生きているスミレたちです。



会場の受付には、こんなツクシの盆栽(?)が。
こうして楽しむのもいいですね。

静岡市の中心部でも丹念に観察していくと、いろいろな植物が見られます。
都会の植物を観察するのもおもしろいですね。

春の富士山 by 空倶楽部

2013-03-19 | 空倶楽部
9のつく日は、空倶楽部の活動日です。



青空の向こうには富士山。
春になって暖かい光になりましたが、同時に黄砂の季節なので、麓からでも薄くぼんやりとした富士山です。
でも、これもまた春の光景。
日に日に暖かくなっていきますね。

静岡県富士市中里 浮島ヶ原自然公園 から

PENTAX Optio W90 で撮影。

撮影日:2013/3/2 15:36

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

カキドオシが咲きはじめました。 with 8na8na-club

2013-03-18 | 8na8na-club
8のつく日は、「8na8na-club」の活動日です。
「8na8na-club」については、awaさんの「Dear to you」をご覧下さい。



カキドオシが咲いていました。
以前、浮島ヶ原自然公園に自分が移植したものが残っていたようです。
この花のあと、つるが伸びます。そのつるが垣根を通り抜けるほど伸びていくので、この名前があります。



シソ科なので、花の構造はハッカやオドリコソウなどと似ているところがあります。
でもカキドオシの花は、幅広ですね。



中を覗くと、毛がたくさんあることが分かります。
紫色の斑紋がはっきりしているのも特徴です。

別名は「カントリグサ」(癇取草)。
子どもの癇を取る薬になるそうですが…雑草を飲まされたら逆に癇癪を起こしそうな気もしますね(笑)。

不忍池には、ミシシッピアカミミガメ

2013-03-17 | 自然観察(爬虫類)

千石氏の展示を見たあとに不忍池を歩いてみたら、ミシシッピアカミミガメが1頭佇んでいました。
小さい時は「ミドリガメ」としてお祭りなどで売られますが、けっこうな大きさに育つことと、そこそこ気性が荒くなることから、大きくなって捨てられてしまうことの多いカメです。

名前の通り、北米原産のカメで外来種。今では日本全国津々浦々、それどころか全世界に広まってしまっているカメです。
日本では要注意外来生物であり、自治体によって独自の規制をしている場合もあります。
世界の侵略的外来種ワースト100、日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれてしまっています。

爬虫類の地位をもっと向上させたいと尽力してきた千石氏。
彼はまた、著書で安易な飼育はするべきではなく最後まで責任をもつこと、それができないならば飼うことを考えるべきだと言っていました。
東京の真ん中の池で佇むミシシッピアカミミガメを見ながら、複雑な思いでした。

国立科学博物館News展示 『千石正一』と爬虫両生類標本 を見てきました by むし倶楽部特別編

2013-03-17 | むし倶楽部

昆虫ネタが無かったらアップしようと思っていたネタです。
上野の国立科学博物館で行われている『千石正一』と爬虫両生類標本を見てきました。
昨年無くなった千石正一氏が集めていた液浸標本を預かっていた松戸市教育委員会から、今回国立科学博物館に標本が寄贈されたことをきっかけにこの展示が行われました。



自分にとってみれば、子どもの頃に食い入るように見ていたTBS「わくわく動物ランド」の「千石先生」であり、爬虫類が詳しくて爬虫類愛にあふれるヒトというイメージでしたが、高校2年で論文を掲載していたり、普通種であるヤマカガシの標本を網羅的に集めていたり(コレクションとなると、どうしても貴重種やらレアを集めがち)と、なかなかの人物だったということがわかりました。
そして、高校生の時に作った一番古い標本が、自分が好きな、というか子どもの頃にはまっていた(狂っていたともいうwww)ニホンカナヘビというのも、なんだか嬉しいことでした。

千石氏の業績は、たぶんこれから評価されていくのでしょうね。
この標本たちが、これからの爬虫類や両生類研究に役立っていくことを願っています。

ただ、液に浸かった爬虫類のビンは、爬虫類が苦手な方にとってはゾワゾワしちゃうだろうなぁ…とは思いますw。

山手線ガード下で見つけた甲虫たち by むし倶楽部

2013-03-16 | むし倶楽部
6のつく日は、むし倶楽部の活動日です。
「むし」に関する写真をアップしようというゆるい集まりです。興味のある方は、お気軽に参加してください。

今日は上野の国立科学博物館に行ってきました。
その帰りに上野公園をほてほて歩いてみましたが、これといって「むし」は見つからず。啓蟄は過ぎたっていうのに。
うーむ困ったなぁ…とアメ横を抜け、JR御徒町駅を過ぎたところで天然石屋さんを発見。
質の落ちたさざれ石が格安だったので、クラフトの材料で買おうと物色していたら…
…ん?このストラップは…



透明レジン(透明樹脂)に封入された昆虫ストラップ!?
ざっとみると東南アジア系ですが、ゾウムシやら大きなテントウムシやらカメムシやらが入っていて、ちょっとマニアック。



ちょっと大きいキーホルダータイプもありました。
こちらは甲虫だけではなく、サソリやカニまでありました。
もちろんメタリック系コガネムシもありましたが、大半が地味な甲虫中心です。
誰が買うんだ、こんなもの…と思いつつ、大人買いしかけた奴がここにいるわけですが(爆)
ほどほどの昆虫好きにはたまらんでしょうなぁ。
逆に甲虫マニアには物足りないだろうなと思います。そんなに貴重なものがあるわけでもなさそうですので。

欲を押さえて買ったのがこの2つ。



まずはクワガタムシ。
詳しい種名はわかりません。たぶんインドネシアあたりだと思います。



頭部が立派なコガネムシの仲間。
地味だけど、形がかっこいい。

また上京した時に行ってしまいそうですwww。
小学館の図鑑「世界のカブトムシ・クワガタムシ」をぼろぼろになるまで眺めていた小学生時代の自分だったら半狂乱でしょうなぁ。今でこそ地方のデパートでも外国産カブトムシやクワガタムシの成体が売っていますが、当時は検疫が厳しくて博物館か昆虫園にでも行かないと見られなかった、しかも標本だけでしたしねぇ。
そんなことを思った1日でした。

東京都台東区上野から
(天然石 自然堂)

PENTAX Optio W90で撮影

撮影日:
2013/3/16 16:21

◇『むし倶楽部』参加要項

■活動日時■
 毎月6日、16日、26日の21時までにブログアップして下さい。

■タイトル名■
 記事のタイトルに byむし倶楽部を追記して下さい。

■掲載写真■
 昆虫をはじめとする、小さな生き物が写っている写真でお願いします。
 掲載枚数の制限はありません。
名前がわからなくてもかまいません。たぶん発起人が調べます。でも、わからないものはわからないですが。それでもOKです。

■文面■
 特に規定はありませんが、掲載した写真の撮った場所、月日、時間を記入してください。
 また、使用したカメラの機種やレンズ、露出やマクロの情報も書いていただけると、みなさんの参考になると思います。
また、発起人NOZOのブログ「進め!野外探検隊」(http://blog.goo.ne.jp/nozo_2/)へのリンクを記事に貼ってください。

■入部方法■
 発起人NOZOに入部希望のコメントをして下さい。

■イベント・企画■
 発起人のブログ「進め!野外探検隊」でお知らせします。

◇参加者◇
yopikoさん
awaさん
よしこさん
tanega島さん
ゴッチさん

さった峠のツルソバ

2013-03-15 | 自然観察(植物)
さった峠の道ばたに咲いているツルソバ。
白い大きな金平糖のような花が咲きます。



ピンク色で小さい金平糖のようなヒメツルソバは、あちこちで見かけます。
でもツルソバは、ほとんど見られません。
自分はここでしか見たことのない花です。静岡県内では、伊豆の一部にあるだけとか。
地味な花ですが、見守っていきたいですね。

富士市の巨木 - 岩淵一里塚のエノキ

2013-03-14 | 富士市の巨木
旧富士川町岩淵にある、旧東海道の一里塚。
その上にはエノキが植えられています。



江戸日本橋から数えて三十七里目。
左右セットで残る一里塚は、もうほとんどないようです。
なので県指定史跡になっています。



西側の一里塚のエノキのほうが立派です。
大きく枝を伸ばしていました。

この一里塚は、岩淵と中之郷の境にあり、往事には名産品「栗ノ粉餅」を売る茶店が並んでいたのだとか。
大きく枝を広げたエノキの下で、旅人たちは一時の休息をとったのでしょうね。



東側の一里塚のエノキは枯れてしまったので、現在あるのは二代目なのだそうです。

今もひっきりなしに車が通る道です。
ずっと行き交う人々を見続けてきたのでしょうね。