昨日、夜NHKの番組【タビうた】を見ました。
出演は小椋佳さんと中孝介さん。
あれぇ~、こんな番組ありましたっけ
よくわからないけど、中孝介さんが出るので見ました。
実は私、中孝介さんもお気に入りです
彼の歌声は本当に“癒し”というか、心や体が疲れている時にとっても良いです
波の音の様な風の音の様なそんな彼の音が大好きです。

彼の歌声はとても特長的ですよね。特にビブラートが
そのビブラートがドレミと五線譜で表せない音が出ている気がします。
日本の楽器って、ドレミの楽譜ではないですよね。民謡も違いますね。
ドレミにいくら♯や♭が着こうが表すことが出来ない音がたくさんあって、和楽器に近い音、風や波の音など自然界にある音を中孝介さんの歌声から感じ取っているのかな。
私の遺伝子が憶えている音、それが心のヒダヒダにビビッと、またはジンワリ響くのかなって思っています
大好きなもんで、アルバムが出るとカセットに録音してふーちゃん(私の母)に送っていたら、ふーちゃんも彼のファンになりました
またまた
熱く語ってしまいましたが、その彼が
テレビに出るのですから見ない訳がないです。
番組を説明しますと、人気アーティスト2組が、一緒に日本各地を旅して音楽や人生を語り合い、その地域を代表する美しい風景の中で楽曲を披露する。「絶景と音楽のコラボレーション」を届ける新感覚の音楽番組。
旅番組に付き物の大袈裟な「すごーい」「きれーい」「美味しい」の連呼がないのが良いです
もちろん小椋さんも中孝介さんもそういうキャラではありませんけど。

場所は九州・鹿児島。もちろん絶景ありました
風情がありました。雨もよし、風もよし、人情もよし。
途中に挿入される写真家さんの写真がこれまた良いです
歌も思ったよりもたっぷり聞けて、なんだかとても贅沢な番組です

小椋さんと中孝介さんは一緒に町を歩いたり、それぞれ別々にも歩きます。
薩摩琵琶を訪ねた小椋さんには、息子さんとのストーリーがありました。
若年性脳梗塞で言葉を失った息子さん。その息子さんが言葉は失って出てこないけど、歌は唄えた
歌を唄えた息子さんはそれから、驚くような回復を見せます。

そして、小学校時代の恩師を訪ねる中孝介さん。
70才を超えられた先生はパーキンソン病を患っています。
先生は奄美の小学校で器楽部の顧問をされていました。
その器楽部にいたのが孝介少年だったのです。
ところがこの器楽部は普通の部ではありませんでした。吹奏楽部ではなく、島唄とかの部だったのです。
中孝介さんが島唄を始めたきっかけは「高校生の時、元ちとせさんの島唄を聞いて
ビビッとなったから」というのは何度も聞いた事があります。
でも元をたどると小学校の時に先生から教わった島唄に辿り着くのです。
パーキンソン病で言葉を失った先生。でも孝介さんに一語一語一生懸命に話そうとする姿に胸が熱くなります。(じれったくなる位ここの場面はノーカットであります。必見です)
「先生、島唄うたうよ」と
糸くり節を歌い出した孝介さん。
この唄は奄美では有名な島唄だそうですが、お二人にとっても思い出の唄だったのでしょうか
孝介さんの声に釣られるように先生も歌いだした


あんなに一語一語がでなかったのに、唄だと普通に歌えました。
歌えた
歌えた
先生、歌えた
病気になってドンドン出来ていたことが出来なくなって・・・、先生ご自身がどれだけ辛かっただろうに
しゃべれなくなったけど、唄は歌えた

孝介さんも泣きながら歌っていましたが、私も泣いた、泣いた、号泣しました
最近では“音楽療法”とかも耳にするようになりましたが、“音楽”が私達に及ぼす限りないチカラを見た気がします
小椋さんが後輩の中孝介さんに語る語り口がこれまた良いのですよ。
押し付けがましくなく(ややもすれば、独り言のような)、穏やかで優しい美しい言葉。
小椋さんの紡ぎだす歌の言葉、そのものです。
孝介さんがその言葉を、砂漠の水のようにグングンと吸収しているのがよくわかりました。
真っ黒な瞳から小椋さんの言葉だけでなく精神も吸い取っているようなそんな感じがしました。
美しい景色をバックに歌うのもステキでした。でもただの名所旧跡案内に留まらないとっても心温まる、心洗われる良質な丁寧な番組でした。
そこでお知らせです
4/23(木) 16:05~16:50 NHK総合で再放送があります
よかったら見てください
出演は小椋佳さんと中孝介さん。
あれぇ~、こんな番組ありましたっけ

よくわからないけど、中孝介さんが出るので見ました。
実は私、中孝介さんもお気に入りです

彼の歌声は本当に“癒し”というか、心や体が疲れている時にとっても良いです

波の音の様な風の音の様なそんな彼の音が大好きです。


彼の歌声はとても特長的ですよね。特にビブラートが

そのビブラートがドレミと五線譜で表せない音が出ている気がします。
日本の楽器って、ドレミの楽譜ではないですよね。民謡も違いますね。
ドレミにいくら♯や♭が着こうが表すことが出来ない音がたくさんあって、和楽器に近い音、風や波の音など自然界にある音を中孝介さんの歌声から感じ取っているのかな。
私の遺伝子が憶えている音、それが心のヒダヒダにビビッと、またはジンワリ響くのかなって思っています

大好きなもんで、アルバムが出るとカセットに録音してふーちゃん(私の母)に送っていたら、ふーちゃんも彼のファンになりました

またまた


番組を説明しますと、人気アーティスト2組が、一緒に日本各地を旅して音楽や人生を語り合い、その地域を代表する美しい風景の中で楽曲を披露する。「絶景と音楽のコラボレーション」を届ける新感覚の音楽番組。
旅番組に付き物の大袈裟な「すごーい」「きれーい」「美味しい」の連呼がないのが良いです

もちろん小椋さんも中孝介さんもそういうキャラではありませんけど。


場所は九州・鹿児島。もちろん絶景ありました

風情がありました。雨もよし、風もよし、人情もよし。
途中に挿入される写真家さんの写真がこれまた良いです

歌も思ったよりもたっぷり聞けて、なんだかとても贅沢な番組です


小椋さんと中孝介さんは一緒に町を歩いたり、それぞれ別々にも歩きます。
薩摩琵琶を訪ねた小椋さんには、息子さんとのストーリーがありました。
若年性脳梗塞で言葉を失った息子さん。その息子さんが言葉は失って出てこないけど、歌は唄えた

歌を唄えた息子さんはそれから、驚くような回復を見せます。


そして、小学校時代の恩師を訪ねる中孝介さん。
70才を超えられた先生はパーキンソン病を患っています。
先生は奄美の小学校で器楽部の顧問をされていました。
その器楽部にいたのが孝介少年だったのです。
ところがこの器楽部は普通の部ではありませんでした。吹奏楽部ではなく、島唄とかの部だったのです。
中孝介さんが島唄を始めたきっかけは「高校生の時、元ちとせさんの島唄を聞いて

でも元をたどると小学校の時に先生から教わった島唄に辿り着くのです。
パーキンソン病で言葉を失った先生。でも孝介さんに一語一語一生懸命に話そうとする姿に胸が熱くなります。(じれったくなる位ここの場面はノーカットであります。必見です)
「先生、島唄うたうよ」と

この唄は奄美では有名な島唄だそうですが、お二人にとっても思い出の唄だったのでしょうか

孝介さんの声に釣られるように先生も歌いだした



あんなに一語一語がでなかったのに、唄だと普通に歌えました。
歌えた



病気になってドンドン出来ていたことが出来なくなって・・・、先生ご自身がどれだけ辛かっただろうに

しゃべれなくなったけど、唄は歌えた


孝介さんも泣きながら歌っていましたが、私も泣いた、泣いた、号泣しました

最近では“音楽療法”とかも耳にするようになりましたが、“音楽”が私達に及ぼす限りないチカラを見た気がします

小椋さんが後輩の中孝介さんに語る語り口がこれまた良いのですよ。
押し付けがましくなく(ややもすれば、独り言のような)、穏やかで優しい美しい言葉。
小椋さんの紡ぎだす歌の言葉、そのものです。
孝介さんがその言葉を、砂漠の水のようにグングンと吸収しているのがよくわかりました。
真っ黒な瞳から小椋さんの言葉だけでなく精神も吸い取っているようなそんな感じがしました。
美しい景色をバックに歌うのもステキでした。でもただの名所旧跡案内に留まらないとっても心温まる、心洗われる良質な丁寧な番組でした。
そこでお知らせです

4/23(木) 16:05~16:50 NHK総合で再放送があります

よかったら見てください
