「110番の日」の1月10日、110番の適正利用を呼びかける啓発が各地で展開された。
東近江警察署では、直木賞を受賞した歴史小説家の「今村翔吾」さん(滋賀県大津市在住)が一日署長に就任し、東近江市民に110番の適正利用を呼びかけた。
↑写真:滋賀報知新聞より
今村翔吾さんは、作家を目指すまでダンスインストラクターとして活動し、2012年から2015年にかけての3年間は東近江市に生活拠点を置いていたという。今村さんも「祖父も八日市飛行場に通い、思い出としてよく残っている」。
また、東近江市を「小説家になろうと思い立った時の地」とも話す。
このような縁を通じて、東近江警察署の一日署長に就任。警察官の制服を身にまとった今村さんに、初宿亨署長から任命書が手渡され、一日警察署長のたすきがかけえられた。
「警察の歴史」と題した今村さんの講話の後、ショッピングプラザアピアで啓発を実施。今村さんは「110番通報に気をつけてください」と笑顔で呼びかけ、写真撮影に応じながら110番通報の注意事項などが書かれた啓発チラシを市民一人一人に配った。
滋賀県警によると、昨年の110番通報受理件数は13万1659件(昨年比7535件増)。うち約2万件は、スマートフォンなどの押し間違いによる無効受理であった。
事件や事故など緊急性のない相談などは、警察相談専門電話♯9110、または最寄りの警察署への相談を呼びかけている。
<滋賀報知新聞より>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます