モーリスが休み明けからのぶっつけも難なくこなしての勝利。
万全でなかったことを配慮すれば、実力は1ランク抜けたようなレースぶりだったとも言えよう。
ただ、例によってのG1に相応しくない物足りないスローペース。
スタート不安のある馬が、まともにスタートが出て、スローだった事が好都合。
緩い流れの間に良い位置キープで外枠の影響も殆ど受けずに済んだことは幸運だったろう。
直線の伸びが際立った4頭が上位を独占した形だが、その中で一歩先に抜け出したモーリスが
後続を振り切った形。
上位4頭は位置取りが明暗を分けた。
2着フィエロはほぼ同じ位置から伸び負けているから、モーリスとは実力負けの印象が強いが、
それでも現役マイル路線の中では実力上位の内容。
3着イスラボニータは位置取りの差というよりはスタートの出遅れが致命的。
スタートさえまともだったら、好位置は取れただろうし、このスローならば、
逆に先に抜け出して勝てても良い展開。
直線、良く伸びてきたが、勝つには後ろ過ぎになり、不完全燃焼に終わった。
ただ、マイル路線では普通に通用することは示した内容だろう。
4着サトノアラジンはゴール前の脚は際立っていたが、展開に泣いた形。
と同時にこれまでのレースぶり通り、勝ち切れないし、底力が足りない意味もあって、
G1となると善戦までという感じの内容。
もう一皮剥けないと厳しい。
5着アルビアーノは絶好位から伸びきれず、G1ではまだ力不足だし、
前走があまりにも鮮やかだったことから、ベストは1400mなのかもしれない。
6着レッツゴードンキは今回は折り合ってスローで逃げれたが、G1で今後活躍するのであれば、
溜めたレースが出来なければ厳しいなのは明白で、この後は休養と思うが、いろんな意味でチェンジが必要。
レースそのものは、当然、低レベル!!
連対馬の傾向
フィエロは残った馬9頭のうちの1頭だった。
モーリスは残せなかった。
(1)前走、9月より前。
↓
(1)前走、9月より前。ただし、同年の安田記念勝ち馬は除く。
3着馬の傾向
イチオシのイスラボニータが3着。
オッズバランス編
特になし
馬券は・・・
モーリスに来られては...
辛うじてイスラボニータが3着死守で3連複のみ的中では、実質完敗。。。
3連複 ¥ 2000!!