その後の取材と地上波の放送 （2022/07/20）

▼その後も、このエントリーをめぐる取材がありました。
　取材を受ける以上は、回を重ねた「ぼくらの国会リアル版」と同じで、隅から隅まで同じことを言うのではなく、視聴者のことを考えいくらかは見解を付け加えることがあります。
　しかし事実関係については、ブログに書いた範囲を決して出ないように、答え続けました。
　なぜか。
　このブログはすべて無条件の公開情報であるからこそ、いつもギリギリの線を守って文章を練りに練ったうえで、記しているからです。
　また何があっても、伏せるべきは伏せる、それは、人間の信頼関係の土台のなかの土台だからです。

旧統一教会をめぐる諫言に対する、その後の取材と地上波の放送

▼そのうえで、インタビュー内容がそのまま素直に放送されることは、ありません。
　テレビ局の編集権によって、切り取られ、テレビ局の考えによって違う趣旨へ再構成されてしまうことも、ふつうに起こります。
　しかし今回は、一度取材をお受けした以上は、区別せずに、そのままお受けしています。

▼放送は以下のようになりそうです。すべて、きょう7月20日水曜の放送です。

▽夕方の日テレ「ニュースエブリー」 ( ただしこれは新しい取材ではなく、きのうのインタビューの再編集 )
▽夕方のテレ朝「スーパーJチャンネル」
▽夕方のTBS「Nスタ」
▽夜11時からのTBS「ニュース23」

「治安・テロ対策調査会」に参加しています （2022/07/20）【速報版】

（ 冒頭に説明を謝罪を行う警察庁警備局長 )

▼銃弾の弾道をめぐる疑問や、警備の信じがたい問題点について問いました。
　明日7月21日に「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです ) の収録を行いますから、そのなかで、公開すべき情報をきちんと峻別したうえで、主権者にお話しします。

いま、安倍晋三内閣総理大臣の暗殺事件をめぐって自由民主党本部で開かれている「治安・テロ対策調査会」に参加しています

「案の定、かなり、ニュアンスを変えて放送してたねー」（2022/07/20）

▼日テレの23時からのニュース番組のその部分を、リアルタイムで視ましたが、過去の経験と同じく、1時間近くに及んだ長いインタビューのわずかな部分を切って、繋いでありました。
　それは、いいのです。編集権はすべてテレビ局にあります。

　ただ、ニュアンスが変わっていました。
　なんだか、わたしは「明言を避ける」のが主眼みたいになっていましたね。
　逆です。正すべきを正すという話を致しました。それは、綺麗に無視されていました。

　また「安倍さんに諫言したかった」うんぬんは、このエントリーで記したように、ビデオメッセージの件です。
　ビデオメッセージの件は知らなかったから、そう言ったのです。
　安倍さんに対しても他のどの重鎮に対しても、言うべきと考えたことはリアルタイムで申しています。諫言しています。

やはり、こういう感じ

▼ま、こうなることは分かった上で、収録を受けたのですから。

▼現場を知る若い関係者と、放送後に、こういう会話がありました。
　ぼく「案の定、かなり、ニュアンスを変えて放送してたねー」
　関係者「思いました・・・ ( 自由民主党を ) 中から変えたいという話をされていたのに・・・」

　またこの関係者は「青山さんは明言を避けたのではなく、守るべきラインを守ったのです」と仰った。

　そして「現場に厳しく申しておきます」とも仰ったので、ぼくは「いいよ、いいよ。言っても変わらないよ。地上波、ホントに変わっていないねー」と実感のままに答えました。
　地上波にも出るべきだという意見を沢山いただきます。6年のあいだ、ほぼゼロですからね。分かります。そしてオファーを受ける以上は、こうしたことが必ず起きると承知し、覚悟していなければなりませぬ。

“統一教会”と政治家の関係…　自民党の現職議員が証言　参院選で「票を割り振り」も？