ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月21日放送)に自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。福島第一原発の処理水について解説した。
韓国の月城原子力発電所の処理水の放射線量は福島の100倍
青山)韓国は、日本が水を海に出すのはけしからんと言っています。安倍総理は文在寅大統領に、「韓国の原発が出している放射線量の方が、日本の100倍ですよ」と言っているのです。日本は韓国の100分の1です。本当は130分の1なのです。これは韓国の月城原子力発電所のことです。トリチウムは世界中の原発から出されています。日本も再稼働した原子力発電所は、トリチウムが入っている水を普通に出しています。福島だけいけないということは、私は「逆風評被害」だと言っています。漁家の方々がやっと静まったのに、また新たにメディアから「汚染水が海に出た」と言われたら、風評被害が酷くなると漁業者の方が言っているのは正しいです。だからそれを完全に防ぐ努力をしなければいけませんが、大学の先生方の声も国民に届きません。違う声だけ届くのは奇妙な話です。梶山経産大臣が「先送りできない」と言われたのは象徴的な言葉です。安倍政権が先送りしていたことをやっているのです。