▼そして、この4枚目の写真はその国防部会の直後に開かれた、外交部会・外交調査会の合同会議です。
ぼくが目線を向けているのは、外務省の行政官 ( 官僚 ) 、ある参事官です。
なんと、前日夜の国防部会で配布された防衛省の資料には、日英の会議 ( いわゆる2プラス2。日本とイギリス両国の外務大臣と防衛大臣が一緒に議論するので、2人vs2人という意味 ) で、中国の悪法「海警法」が議論されたことが入っているのに、この外交部会で外務省が配布したメインの資料では、それが何も書かれていないのです。
たまたま前夜の国防部会には参加できなくてこの外交部会だけ参加している議員なら、「あ、イギリスとは中国の海警法については議論しなかったんだ」と誤認する怖れが強いのです。
ぼくは、ほんとうに憤激しました。
安倍政権が終わって菅政権になってから、外務省はこの『中国隠し』が常態化しているからです。
初めてのことなら、単なるミスの可能性も考えますし、絶対にいきなり怒ったりはしません。
しかし明々白々に確信犯です。
確信的に国民への罪を重ねる累犯です。
なぜなら、つい最近の一例でも、日米電話首脳会談という重大な会談をめぐって、外務省は国会議員への配布資料で、中国についても話し合われたことを隠したばかりです。
以前の外交部会の席上で、アメリカ側がふつうに全世界へ公表した短い資料に、中国問題も議論したことが明記されていることを指摘し、外務省はいわば公式に謝罪したばかりです。
その直後に、これです。
外務省は当然、前夜の国防部会とこの外交部会の両方に参加している議員がいることも想像がついているでしょう。
国会議員も、その背後の主権者をも愚弄してまで、中国をあたかも守るがごとしです。
いくら何でも酷すぎます。
視線の先の、外務省のある参事官は、ぼくを見返しています。ありのままの印象をそのまま申せば、へらへらしているとしか表現のしようがありません。
ぼくは噴火しました。
「あなたね、わたしを見返しているけれど、外務省がこの外交部会、外交調査会を愚弄しているとしか言いようがない。許しません」
マスク越しながら、言葉が命の国会議員として、おのれの声を励まし立ち向かいました。
部会の部屋は静まりかえりました。
その直後に質問に立った議員は「緊迫した状況です。外交部会を舐めている」と冒頭に仰いました。
このあと公平な部会運営をされる佐藤正久部会長も「その通りだ」と後押しされました。
するとこの外務省幹部は「別添の詳しい資料には、中国の海警法のことも書いています」と弁明しました。
つまり、あまりに当たり前ながら外務省も『日英の2プラス2で海警法が議題になっている』ことをきちんと認識しながら、メインの資料から省いたということを、みずからそれに気づかないまま、告白したに等しいのです。
ぼくが目線を向けているのは、外務省の行政官 ( 官僚 ) 、ある参事官です。
なんと、前日夜の国防部会で配布された防衛省の資料には、日英の会議 ( いわゆる2プラス2。日本とイギリス両国の外務大臣と防衛大臣が一緒に議論するので、2人vs2人という意味 ) で、中国の悪法「海警法」が議論されたことが入っているのに、この外交部会で外務省が配布したメインの資料では、それが何も書かれていないのです。
たまたま前夜の国防部会には参加できなくてこの外交部会だけ参加している議員なら、「あ、イギリスとは中国の海警法については議論しなかったんだ」と誤認する怖れが強いのです。
ぼくは、ほんとうに憤激しました。
安倍政権が終わって菅政権になってから、外務省はこの『中国隠し』が常態化しているからです。
初めてのことなら、単なるミスの可能性も考えますし、絶対にいきなり怒ったりはしません。
しかし明々白々に確信犯です。
確信的に国民への罪を重ねる累犯です。
なぜなら、つい最近の一例でも、日米電話首脳会談という重大な会談をめぐって、外務省は国会議員への配布資料で、中国についても話し合われたことを隠したばかりです。
以前の外交部会の席上で、アメリカ側がふつうに全世界へ公表した短い資料に、中国問題も議論したことが明記されていることを指摘し、外務省はいわば公式に謝罪したばかりです。
その直後に、これです。
外務省は当然、前夜の国防部会とこの外交部会の両方に参加している議員がいることも想像がついているでしょう。
国会議員も、その背後の主権者をも愚弄してまで、中国をあたかも守るがごとしです。
いくら何でも酷すぎます。
視線の先の、外務省のある参事官は、ぼくを見返しています。ありのままの印象をそのまま申せば、へらへらしているとしか表現のしようがありません。
ぼくは噴火しました。
「あなたね、わたしを見返しているけれど、外務省がこの外交部会、外交調査会を愚弄しているとしか言いようがない。許しません」
マスク越しながら、言葉が命の国会議員として、おのれの声を励まし立ち向かいました。
部会の部屋は静まりかえりました。
その直後に質問に立った議員は「緊迫した状況です。外交部会を舐めている」と冒頭に仰いました。
このあと公平な部会運営をされる佐藤正久部会長も「その通りだ」と後押しされました。
するとこの外務省幹部は「別添の詳しい資料には、中国の海警法のことも書いています」と弁明しました。
つまり、あまりに当たり前ながら外務省も『日英の2プラス2で海警法が議題になっている』ことをきちんと認識しながら、メインの資料から省いたということを、みずからそれに気づかないまま、告白したに等しいのです。