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雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

土俵際の粘りを最期まで…

2005-06-01 00:19:35 | Weblog
 スポーツ雑感欄に書くべき内容なのですが…m(__)m。
元大関貴ノ花、二子山親方の花田満さん逝去のニュースが流れました。
 親方の容体が良くない旨…というか、次男の貴乃花親方(花田光司さん)が親方の病名を公表した旨の報道を目にして以降、ずいぶん月日が経過したように思います。親方の現役時代同様、土俵際で粘りに粘って、頑張りぬいて、力尽きた最期だったのでしょうか…。享年55歳。
 力士貴ノ花さんは、永らく大関の位置にいらしたような記憶があります。相撲にさほど興味はないのですがm(__)m、競技の性格上でっぷりとした力士衆が目に付くなかで、貴ノ花さんはスマートだったような…。しかも、小兵力士でありながら、奇襲ではなく、正攻法相撲をなさっていたような記憶があります。

 力士の方といえば、なんとなく北海道あるいは津軽の御出身の方が多いような印象があります。貴ノ花さんもそのおひとりでした。中学時代水泳選手として好記録を樹立して、その後兄上様に弟子入りなさったのですね。

 平成初期の若・貴ブーム当時は、「若花田・貴花田(ともに当時の四股名)のパパでありお師匠さん」でした。その後「おに~ちゃん」も「弟さん」も、お父上の最高位を越えて、ともに横綱に昇進なさったのですよね…。角界で師弟関係となった分、わたしたちに比較すれば、父子でいられる時間が少なかったのかもしれません。 
 広島県出身の(元)安芸乃島関も、親方のお弟子さんでした。

 何の記事だったか失念しましたがm(__)m、こんな談話を目にしたことがあります。二子山親方がお小さい頃、寒さのあまり、ポケットに手を入れていた様子を母上様に叱られたのだそうです。その後、母上様は手袋を差し出して… 厳しさとやさしさを母上様から学んだと…。

 土俵際で粘って、病と闘い抜いての千秋楽だったのでしょうね…元大関貴ノ花、二子山親方、花田満さんの御冥福をお祈りいたします。