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インテリアコーディネーターのブログ。
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12月6日 機能美

2005-12-06 | インテリア/建築
「機能美」ということば、ご存知でしょうか。

辞書によると「実用品として作られた物が、その機能を十分発揮することで発現する美」というように解説されています。

私の勝手な理解によると、極力無駄なものを省きデザインしないことで美しさを表現する。というように表現できます。

・・・以前ウッドワンさん主催のセミナーレポートで「引き算の美しさ」を書きました。
今、特に若い世代に指示されている美しさは、全て余分なものを取り払うことでデザインしたかたちではないでしょうか。

そんなことを思い付いたのは、今日新しい物件の仕様書をつくっていたときのことです。

松下電工の「WXシリーズ」という住宅建材シリーズが来年早々に「LiviE リビエ」に一新されることになりました。個人的には、他メーカーに比べやや遅れをとっていたかのように感じていた商品展開でしたが、(松下電工の社員のみなさま ごめんなさい。)一気に最先端な品揃えになったように思います。

そこで発見したのが、「取ってレス」のクローゼット扉。
  



加えて、ライン取っ手がシャープな印象を強調する玄関収納。


取っ手というのは、デザインを左右するとても重要なパーツだと思います。
以前にご紹介した「ユニオン」さんもその代表的なメーカーですよね。
最近では、どのメーカーさんも、扉の取っ手にこだわりを持たれており、カタログを眺めているだけでもワクワクします。
そういえば、「機能美」繋がりで、12月に発売されたばかりの小泉産業さんのブラケットを紹介しておきましょう。


まるまるしていてとってもかわいいのです。
最近は、「KUMO-雲」や「SHIZUKU-しずく」をはじめ、取り付け部が見えず、宙に浮いた感じのする商品展開が増えてきました。
実は、最近になって「SIZUKU」の存在に気付いたのです。どこかで、絶対使ってやろうと、只今思案中です。


KUMO

SHIZUKU

それから、ここしばらく私の心を虜にしているのが、この加湿器。
グッドデザイン賞を受賞したことで、おそらく多くの方がご存知なのではないでしょうか。
そういえば、「SHIZUKU」に少し似ているような気が・・・。


最後に・・・
ちょっとだけ本日、仕様書を作成していた物件を紹介しておきましょう。




大津市坂本一丁目 Q号地
琵琶湖が一望できる豊かな自然に恵まれた静かな街並みです。


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