改めて書き上げてみると、自分でも「ふぅ~ん」。と思うことがちらほら。
書き出すと限りがありませんが、今日でやっと「あ」行終了。書きながら、「略語集」の方が良かったかなぁ。なんてことを思いはじめ・・・。
そちらの方もまた、紹介していきます。
「う」
◆ウォークインクロゼット
歩いて入れる部屋状の大型収納スペースのこと。主に衣類の収納に使われ、ハンガーパイプや棚が付いていたり、システム収納が組み込まれている場合もある。
◆内金(うちきん)
売買代金を何回かに分けて支払う場合、最終支払金以外に途中で支払う金銭のことで、「内入金(うちいれきん)」ともいう。契約によっては「手付金」と同じ意味を持つ場合もある。
◆内法(うちのり)
厚みのあるものの内側を測った寸法のこと。建物の有効面積を算出する場合には、壁の内側と内側を測る内法計算を用いる。
◆ウッドデッキ
庭先に向いたテラスの上に設ける木の甲板のこと。広さは3~6帖程度。屋根は付けないが、屋内の延長のような空間で、スリッパを履いたままウッドデッキに出て、お茶を飲んだり、食事を楽しむ。
◆売建住宅(うりたてじゅうたく)
デベロッパーが土地を分譲した後、購入者と建築請負契約を結び、その土地に一戸建てを建設して引き渡す方式。土地を売ってから建てるので「売建」あるいは建築する条件を付けているので「建築条件付き」「停止条件付き」ともいう。あらかじめデベロッパーが建てた住宅を購入「建売住宅」と異なり、購入者が自分の意向に沿った設計プランを選択でき、自由度は高いが、建築業者はあらかじめ決められている。事前にその業者が建てられる工法を確認する必要がある。
「え」
◆エアサイクルシステム
省エネ型住宅の一つ。壁の間にすきまを設け、空気を対流させて温度調節するように設計された住宅。夏は床下の冷たい空気を、冬は日当たりの良い側の暖かい空気を循環させる。
◆ALC
Autoclaved Light-weight concrete の略で、軽量気泡コンクリートのこと。内部に無数の小さな気泡を含むため、軽量で施工しやすく、断熱性や耐火性に優れている。鉄骨造等の外壁や内壁、屋根、床などに使われる。
◆エクステリア
門、扉、塀、物置、カーポート、フェンスなど、住宅の外回りの設備。インテリアに対する対語。→インテリア
◆S
「サービスルーム」を表す記号。不動産物件の広告やパンフレットでは「4SLDK」といった使われ方をしている。サービスルームとは、建築基準法上、居室の条件を満たしていない部屋のことを言い、従来は「納戸」という表記が一般的だった。
◆SI
=スケルトン・インフィル
建物を「スケルトン(構造体)」と「インフィル(内装・設備)」とに分けて別々に設計する考え方。
◆STR
stow roomの略で、ストウルーム=大型収納室のこと。最近になって、不動産物件の広告やパンフレットでよく見かけるようになった表示。
◆SB(セットバック)
幅員4m未満の道路で中心線から2mのラインまで敷地を下げることをいう。この表示があれば、前面道路の狭いことがわかるが、敷地面積に含まれないSB部分の面積も、売買対象面積には含まれるので注意が必要。また、敷地境界線から建物の外壁を下げるという意味でも同様に「セットバック」という用語が使われる。
◆SRC
Steel Reinforced concreteの略で、鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。柱・梁など骨組みを鉄骨で組み、その周囲に鉄筋コンクリートをかぶせて一体構造にした建築工法。強度に優れ、マンションなど高層建築に用いられる。
◆エックスシステム
大阪ガスが開発した給湯暖房システム。コンパクトで強力なボイラーを設置し、浴室や洗面所、台所への給湯、温水を使った暖房が乾燥を行う。マンションでの採用が増える。
◆FRP
Fiberglass Reinforced Plasticの略で、ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料のこと。優れた強度を持ち、浴槽や浄化槽などによく使われる。
最近では品質も向上し、浴槽に使われるものは、人造大理石にも見劣りしないほどクリアな色味を表現できるようになってきている。
◆FF暖房
FFは、Forced Flueの略で、ファンで強制的に給排気を行う暖房のこと。機密性の高い住宅で使われる。室内の空気を汚さず、安全性も高い。
◆MB
マンションの平面図によく見る記号。→メーターボックス
◆L値
遮音性能を表す単位で、Lの数値が低くなるほど遮音性能は高い。床や壁を媒体にして伝わってくる音には「重量床衝撃音」と「軽量床衝撃音」がある。「重量床衝撃音」とは人が飛び跳ねたり、重い物をドスンと落した時に伝わる音のことで、建物スラブの厚さや面積、工法によって異なる。一方、スリッパで歩いたり、スプーンなど軽い物を落した時に伝わる音を「軽量床衝撃音」といい、床の工法や仕上げによって異なる。
数が小さいほど遮音性能が高く、L-50が標準。
【重量床衝撃音 LL】
L-30:ほとんど聞こえない
L-35:静かな時は聞こえる
L-40:遠くからは聞こえる感じ
L-45:聞こえるが気にならない
L-50:ほとんど気にならない
L-55:少し気になる
L-60:やや気になる
L-65:よく聞こえ気になる
L-70:大変よく聞こえうるさい
【軽量床衝撃音LH】
L-30:全く聞こえない
L-35:まず聞こえない
L-40:ほとんど聞こえない
L-45:サンダル音は聞こえる
L-50:ナイフなどは聞こえる
L-55:スリッパでも聞こえる
L-60:箸を落すと聞こえる
L-65:10円玉で聞こえる
L-70:1円玉でも聞こえる
マンションの管理規約では、改装時にはL-45以上のフローリングを施工することが一般的に規定されています。ハチセのリ・ストック住宅では、管理規約に定めの無い場合でも、L-45以上の性能のものを採用しています。
◆エントランス
建物の出入口部分のこと。
「お」
◆大壁造り(おおかべづくり)
木造の建物で、柱や梁などの骨組みを壁でおおう方法のこと。一般的に洋風の部屋の壁の形式だが、最近では和室でも利用されることが多くなった。
◆オーバーハング
下階よりも上階が張り出し、スペースが広くなるように設計された形式。下階よりせり出した部分をキャンティと呼び、居間やベランダとして使う。庭の広さを損なうことなく、建物内の広さを確保できる。
◆大引(おおびき)
床の根太(ねだ)を支える横材のこと。
◆オープン外構
敷地の周囲に塀を作らない、開放的な敷地回りのこと。道路から家が丸見えになる状態。日本は従来、塀や垣根等で境界を明確にしたが、近年では、隣との境を低くしたり、正面部分をオープンな駐車スペースにする外構が増えてきている。
◆オープンキッチン
ダイニングやリビングと一体になったキッチンのことを言う。調理をしている人がだんらんから孤立することがなくなり、配膳や後片付けも便利。作業台をダイニングやリビングに向けて、見渡しながら作業ができるようにしたものを対面式のオープンキッチンと呼ぶ。
◆オプション
分譲住宅で標準仕様に含まれていない設備や仕上げのこと。分譲価格に含まれていないため、オプションの内容ごとに追加費用を支払う。
◆親子ドア
玄関等のドアが大小サイズの観音開きになっているもの。普段の出入りには大きい方のドアだけを使い、小さい方のドアは鍵をかけて開かないようにしておく。必要に応じて小さなドアを開けると、開口部をより大きくでき、大型家具を搬入する時など便利。