「逃げる2月」を追いかけて・・・。
今、ご覧になっている左上にカレンダーが表示されています。投稿すると、そこが赤色に変わります。要するにカレンダーを見れば、私が今月何回登場したかがわかるわけです。
その、カレンダーの下にある「前月」のリンク。これをクリックする度に「1月」→「2月」といった具合に過去のカレンダーに切り替わるわけですが・・・
それを眺めると、11月あたりから極端に減少している「赤」の表示。
「今月こそは!」という意気込みもむなしく、今月4回目の登場です。
さて、前回の続きを公開しておきましょう。
「こ」
◆高温差し湯式
浴槽の湯を沸かし直すのではなく、高温の湯を足すことで入浴に適した温度にする方式。
◆公開空地
集合住宅の敷地内だが、一般の歩行者が自由に通行したり利用したりできる、建物で覆われていない土地のこと。総合設計制度で、敷地内の空地のうち一般に公開される部分を公開空地と呼ぶ。
◆工事請負契約
家を建てる時などに施工業者と結ぶ工事・建築に関する契約のこと。
◆公図
登記所が保管している土地台帳付属地図のこと。土地の区画や地番、位置、形状等が記入されている。
◆工程
建築工事の流れの予定のこと。建築工事の着工段階から完成までの工事内容・日程などを一覧で表示したものを工程表と呼ぶ。
◆勾配天井
屋根の形状によりやむを得ず部屋の中に出る天井の傾きのこと。特殊な目的のために、傾きのある天井にする場合もある。ハチセの新築住宅及びリ・ストック住宅では、少しでも高く開放感のある空間にするために、勾配天井にする場合もある。
また、浴室の天井は、水滴が流れ落ちるのを防ぐために、天井面を伝わって流れるように勾配をつけている。これは、銭湯などで実際に見ることができるので、機会があれば確認してみて下さい。
◆コートハウス
中庭(コート)を囲んだ造りの住宅のこと。言葉自体は和製英語。敷地が狭くても採光や通風が確保でき、近隣とのプライバシーも保てる。
京都の町家は、狭い間口ながら長い奥行きを活かし、このような住宅が良く見られる。
◆コーナーガラス
建物の隅に、桟(さん)なしではめ込まれたガラスのこと。コーナーガラスを用いると、壁がなくなる分、採光面で優れ、室内を広く感じさせる。
◆コーポラティブハウス
協同組合方式によって建築する住宅のこと。志向を同じくする複数の人が建設組合を設立し、協同して敷地の取得や建物の企画・設計、建築工事の発注等を自力で行い、住宅を取得する。
◆国有宅地
相続税を納める際に、金銭の代わりに物納された不動産(土地)のこと。財務省は、国有宅地の中から比較的小規模な宅地について、売払価格を公示し、年に数回、売却している。国が売主の上、仲介手数料もかからない。
◆戸境壁(こざかいへき)
マンションで、隣の住戸との間にある壁のこと。マンションの壁には、外壁、戸境壁、間仕切り壁の3種類がある。戸境壁が薄いと、隣家の騒音のトラブルが発生しやすい。強度の面からは、鉄筋コンクリートの壁の厚さは15cm以上が望ましい。
◆固体音(固体伝搬音)
壁や床が揺れて直接伝わったり、排水管などを通して直接伝わる音のこと。上階の住戸で飛びはねることで出る音や椅子を引きずる音、トイレで水を流す音、壁にくぎを打ち込む音なども固体音に入る。
◆固定資産税
不動産を所有している限り毎年かかる地方税で、1月1日現在、各市町村の固定資産税台帳に記されている土地や建物にかかる税金。所有者として登録されている人が支払う。マイホームなら、一定の条件を満たせば、軽減措置がある。
<土地>
税額=評価額×1.4%
(標準税率。市町村によって最高2.1%まで変わる)
軽減措置:住宅用地の評価額を、敷地面積200㎡までは6分の1に、200㎡を超える部分は3分の1に減額する。
<建物>
税額=土地に同じ
軽減措置:新築後、次の期間だけ税額を2分の1に軽減(床面積120㎡までの部分)
一戸建ては3年間、マンションは5年間
<軽減措置を受けるための主な条件>
※以下のいずれかに当てはまること。
土地
●住宅用地として使用されている(住宅が建っている)土地
●居住部分の面積が4分の1以上ある店舗併用住宅の建っている土地
建物
①床面積が50㎡以上280㎡以下
②店舗併用住宅の場合は居住部分の床面積が2分の1以上で、かつ①の条件を満たすこと。
◆コミュニティ
本来は地域共同体や地域社会のことで、居住者同士の和やまとまり、親睦、協力など協同生活を営んでいくうえで大切な「つながり」全般を指す。マンションで行われる住民際や住民パーティーなどは、円滑なコミュニティづくりのために実施される。良好なコミュニティが築かれていれば、住み心地も向上する。
◆コルクタイル
ポルトガルなどの地中海地域で群生しているコルク樫の樹皮を、タイル状のシートにした内装材のこと。床や壁に使われることが多い。
◆コレクティブ住宅
独立した住戸部分と、食事や団欒ができる共同の空間を併用した住宅のこと。もともとは北欧で生まれた居住スタイルで、日本では阪神・淡路大震災後、初めて公的住宅に取り入れられた。
◆転ばし床
コンクリートスラブや土間の床の上に、木造の床下地材や床組材を置いて(転ばして)仕上げた床のこと。木造床としては最も簡単に作られる床下地の工法。
◆混合水栓(こんごうすいせん)
1本のレバーを調整することで水と湯を自由に混ぜられる水栓のこと。水と湯の混合比や水量の調節は簡単に行える。操作方法はメーカーによって異なり、レバーを下げると水が出て、上げると止まる方式と、その逆の方式がある。
◆コンクリート打ち放し
構造体となるコンクリート壁をそのまま仕上げ壁として利用する方法。腐敗やサビの心配がなく耐久性も高くなる。ポストモダンな印象を与えるため、一時大流行した住宅用素材。
◆混構造(こんこうぞう)
ひとつの建物を建てる際に、複数の構造体を組み合わせる方法。住宅の場合、地上階は木造で、地下部分を鉄筋コンクリートとするケースなどが多くある。
◆コンドミニアム
マンションなど分譲集合住宅のこと。別荘として利用するリゾート型と都市型の2つに分かれる。コンドミニアムの場合、所有権と利用権を分けて考え、所有者が利用しない時は一般の人が利用できるシステムになっている。その収益は所有者に還元される。