ぱぷあ日記

海外生活はもう引退。これからは、日本に腰を落ち着けようと思います。第二の人生を切り開く様を書いていこうかと

30年ほど前のアクアライフ

2024-06-26 00:11:06 | 


こちらは、1993年新年号のアクアライフ。今から31年前になる。
この時は、ドワーフシクリッド特集で、南米のアピスト、アフリカの河川シクリッドの特集である。
この頃、私は、アピスト、ペルビカ、ナノクロミスなんかをブリーディングしていた。
めだか館の店長からTelがあり、アクアライフの原稿書いてみない?とのお誘いがあり、
アピストの原稿を書くことになった。



あわせて、取材にも来ていただくことになった。
この号が出た後、私もちょっと有名人になり熱帯魚屋さんに行くと
及川さんですよね、と声をかけていただくことも多くなったのだが、
大体、あの猫、可愛いですよね、と猫の話題になることが殆どで
私より、猫の方が有名になったような気がする。

こちらの本は家にあるはずなのだが、行方不明で友人に写真を送ってもらった。
ありがとうございます。
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チョコレートグラミー

2024-06-24 23:05:53 | 


チョコレートグラミー
(Sphaerichthis osphromenoides osphromenoides)の存在を知ったのは、今から50年ほど前、牧野信司氏の熱帯魚の本だった。
そこにはなんとグラミーなのにマウスブリーダーだと書いてあった。
当時は、エジプシャンマウスブリーダーなんていうジミーな魚もいた。
この魚、マウスブリーディングだけが取り得の魚で他に何もない。
それだけマウスブリディングは、当時は驚きの行動だった。

生体を見たのは、その後、数年後、池袋の太公望と言うお店で見た。
その時は買わなかったが、その後何度か飼ったが、すぐ死んだ。
飼育が難しい魚と言う印象だった。

セラタネンシス(S. selatanensis)は、テトラインタナショナルダイジェストで紹介されているのを見たのが
最初だったと思う。確かS. osphromenoidesの亜種として紹介されていたと思う?
写真を見てから欲しいと思っていたが、長い事その姿を見る事はなかった。
海外にいっていたので、本種を見たのは最近である。

そして、今日の写真バイランディ(S. vaillanti)これも存在は知っていたが、生体を見たのは
つい最近である。

後も一種類いるけど、見たことはない。地味なのであまり欲しいとは思わないが
めったに入ってこないらしいので、一度は見てみたい、S. acrostoma

上の三種は、手に入れたので、ゆっくり状態を上げ撮影にのぞみたい。


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ポリプテルス

2024-06-18 22:49:35 | 


ポリプテルスは、ポリ+プテルスという二つの単語から出来ている。
ポリは、ポリ袋のポリ、沢山、と言う意味。プテルスは、背ビレと言う意味で
沢山の背ビレと言う事になる。



ミニチュアの龍のような姿にアクアリストなら一度は憧れるのではないだろうか?
私が高校生の頃、一番初めにセネガルスを手に入れた。

その次が、オルナティピニス。年末にスパーの魚屋でバイトして買った。
当時は、ワイルド物しか流通しておらず、ポリプは、どれも高価だった。
40年以上前で4万円ぐらいだった。恵比寿に会ったジャングルゾーンで、デルヘッジとオルナティが同じ値段で
販売されどちらにするか迷ったが、オルナティを選んだのである。



その頃だったが、日本に初めて下顎系のポリプがジャングルゾーンに入荷した。
幻のビッチャーが来たと話題になった。(今は、ビギールと呼ばれている)。
そのビッチャー君一緒に入れておいたアミメウナギを食ってしまったようで
とても凶暴なやつ、と言う噂が広まった。

好きだが、大型になる魚の飼育は避けていたので、ポリプを飼育する事は、無かったが
久しぶりにデルヘッジを買ってしまった。ポリプテルスは、今でも魅力的な、可愛い魚である。
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スファエリクティス バイランディ

2024-06-02 23:16:19 | 

チョコレートグラミー Sphaerichthys osphromenoides を繁殖させたのは、90年代の後半だったと思う。
当時は、着状態が悪く、長期飼育自体も難しかった。
チョコレートググラミの繁殖にチャレンジしようと思ったのには理由があった。
高校生の頃だったか、東熱帯魚研究所を遠足みたいな感じで訪問させて頂き、貴重なスライドと共に
大変貴重なお話をうかがう事が出来た。
その中で、プロは、売れる魚しか繁殖させないので、アマチュアの皆さんには
是非、売れない魚の繁殖にも取り組んで欲しいとおっしゃっておられた。

チョコグラは、飼育は難しいが、安い。プロは手を出さない、そんな事からいつかチャレンジしてみようと
考えていた魚であった。当時からマウスブルーダーとは言われていらが今頃は、アナバスの
マウスブルーディングは、信じられなかった事もあり実態に見てみたかった。

90年代になりようやく本格的に繁殖に取り組み何とか成功させた。
これらのリポートは、アクアライフにも掲載させて頂いたので
私もちょっと有名人になった思い出がある。



チョコグラは、自分にとって思い入れの深い魚
S. バイランディ S.vaillanti は、存在は知られていたけど輸入されていない夢の魚に一つ
だったが、2003年に初輸入されたそうだが、今では、簡単に入手できるようになった。
前から飼育しようと思っていたけど、ようやく飼育を始めた。
久しぶりにワクワクする。

あとは、セラタネンシスを買おうと思う。



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ニューギアレインボウ写真の撮り方

2024-05-31 19:17:07 | 


ニューギニアレインボーの魅力はなんといってもヒレ。
オスがフィンディスプレイをしている姿は、すばらしい。

黒バックで撮影するとしりびれが黒っぽいので背景でつぶれてしまい
きれいに写らない。

黒バックの場合、被写体とそのバックに距離を置き被写体に当たった光だけで
写すとバックは黒くなるわけである。

そんな時は、背景に水草などを入れ、水草にもストロボの光を入れる。
そうすれば、黒くつぶれない。



要するに背景に色を入れればいい。
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ライアテール

2024-05-29 22:38:43 | 


卵生メダカは人気がない。
きれいだし魅力的だと思うのだが、人気がない。
考えるにハードルが高いからではないかと思う。
増やさなければ意味がないような感じだし、買い方も特殊だから。

こちらの写真は、ライアテール
卵生メダカのなかで、一位二位を争う一般魚だと思う。
なめられがちだが、非常に魅力的な魚だし丈夫で増やしやすい。
もし飼っている卵生メダカ、一種類残せと言われればこれを残す。

是非今年の夏は、卵生メダカチャレンジしてみて欲しい。
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スペクトロレビアス チャコエンシス

2024-05-23 22:22:20 | 


チャコエンシスと言うぐらいなので、チャコで発見されたのだろう。
チャコと言う地名は、南米にはあちこちある。
アルゼンチンで、コリエンテス州に住んでいたことがあるが、隣は、チャコ州で
目の前にパラナ河があってそれを渡るとチャコ州になる。
ウルグアイ、パラグアイにいるらしいのでアルゼンチンのチャコ州ではないと思う。
住んでいた所から、半日も車を走らせればパラグアイにいけるが、もっと北の方だと思う。

10月に採卵した卵があったので水につけてみた。
数時間後、いくつかの稚魚がフラフラしていた。べリースライダーの心配もなさそうだ。
当方では、初期飼料は、年魚の場合、インフゾリアを使っている。
エサは、大きいと食えないが、小さくて困る事はない。
あとインフゾリアは、死ぬことがないので多めに入れておけば
稚魚はいつでも食べることが出来るので生育が良い。
量は、稚魚がへらへら泳いでいて、インフゾリアにぶつかるぐらい入れている。

ここまでは良い。
問題はこの後、スペクトロレビアスはいつも性比が偏る。
全部メスになり泣いた事も何度もある。

もう泣きたくない。

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コスパの良い魚

2024-05-03 00:18:15 | 


昔は、アリゲーターガーの幼魚が、数千円で買えた。
誰でも買う事が出来るが、成魚を満足に維持する事を考えると
その設備には、百万単位でお金が必要だと思う。
気軽に飼える魚ではない。

その結果、飼い切れなくなり川に放流と言う結果になっている。
数千円の魚に百万の設備を用意するのはよほど好きな人ぐらいだと思う。
でも数百万の魅力がある魚だと思う。



今日の写真のクラウンキリー、バタフライレインボウは、一匹数百円で購入できる。
そのポテンシャルを100%引き出すには、単独飼いがいい。
でも小魚なので、30cm水槽で十分である。その設備には、数千円用意すれば良い。
本当に良い魚なので、こんな魚を心行くまで愉しんでもらいたいものである。
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コショウ病

2024-04-21 22:20:12 | 


魚の病気には大きく分けて、ウイルス、バクテリア、寄生虫、由来の病気がある。
コショウ病は寄生虫による病気だが、ウーディニュームという寄生虫が寄生する病気
こういった寄生虫尿は、比較的治療しやすい病気である。
できるだけ早期発することが、早期治癒につながる。
アカヒレなんかもよくかかるが丈夫な魚なので名前の通り前身コショウまみれのようになっても元気に泳いでいる。

病魚を見つけたら塩を入れる。
塩を入れると、寄生虫がボロボロ落ちるわけではない。
魚についた寄生虫に塩は効かない。
この寄生虫は、成熟すると魚から離れ仔を作り魚に取り付く
サイクルで生きている。

塩が効くのは、魚から離れ落ちた時なので、しばらくは効いているようには見えない。
でもそのうち治る。
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シュードエピプラティス アニュレータス

2024-04-18 21:12:44 | 


私にとって思い入れの深い魚の一つ。
きれいだし可愛い。昔は、かなり高価な魚だった。
高校生の頃、今から40年以上前だが、ペアで7000円ぐらいしていた。
珍しい魚でもあった。
でも、Kasewe?とかMonroviae?だったかロケが着いていた。

お金貯めて飼った事があるが、すぐ死んでしまった。かなりショックで飼う気がなくなったが、
時は流れて、東南アジア産の魚が入ってくるようになり
10匹単位で買える価格になっていたので飼って見ると自然繁殖でバンバン増えた。



繁殖を含めその魅力はとてもポテンシャルが高い魚なので、小型水槽で単独飼いをして頂きたい。
ヒレは、よく伸びるし、フィンディスプレイもいい。
水草を沢山いれ自然繁殖をねらうのが良い。
水面には、ウォータースプライト、ウイローモスの緑より二テラの緑を合わせたい。
たまらない水槽が出来上がると思う。
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