僕が読んでいる新聞、”エル ホンデュレーニョ”日曜版には、読者のページがあり、毎週楽しみにしている。その中に読者の詩を紹介、批評をしてくれるコーナーがあり、僕のお気に入りである。
解説をつけてくれるゴンザレス氏は、かなりの日本通で良く日本を知っているようである。今日は、”エル ホンデュレーニョ”に許可を頂きその一部を紹介したい。
以下 ”エル ホンデュレーニョ”「読者とゴンザレス」のコーナーより転載
はじまして、僕は、ホンデュラスに住んでいる日本人です。こちらに来て苦労も多いのですが、いつもゴンザレス先生の詩に励まされています。時々日本に戻りたくなりますが、先生の「オコテペケの青い月」を繰り返し読むとそんな寂しさもすっ飛んでしまいます。
僕もこちらに来て一年経ちました。時々、詩を書いたりしています。
その中の一つを送らせていただきます。
いつも...。
僕の住む田舎町は時が止まったようだ。
街を歩けば町並みは、いつも変わらない。
いつもこの家の前には同じおばさんが窓から外を見ている。
いつからか、挨拶を交わし、いつからか、言葉を交わすようになった。
今日もいつものように言葉を交わす。
そして別れにおばさんはいつもの別れの挨拶。
「アディオス、チニート(サヨナラ、中国人)」
そして僕は、いつもの通り心でつぶやく
「何度行ったら判るんだ!俺は日本人だ」
Taro YAMADA
私の詩を読んでくれてありがとうございます。「オコテペケの青い月」は私のお気に入りの詩の一つです。
さて、Taro YAMADA さんは、日本の方なのですね。私も日本に留学した事があります。日本の文化、歴史は非常に興味深く私もとても関心があります。
詩を拝見させていただきました。ホンデュラス人は、まあ東洋系の方の区別は出来ずどうも東洋系の方にはチノ(中国人)と言ってしまいますね。
悪気のある場合もありますし、まあ悪気のない場合もあります。
この詩の情景は、明らかに悪気のないやさしいおばさんと言う感じが伝わってきます。こういうのを日本の古い言い伝えで”郷に入れば郷に従え”と言うのでしょうか?
最後も上手く落ちがついて詩としてまとまっていると思います。
これからもどんどん投稿してください。
ゴンザレス
写真はイメージで本文とは関係ありません。OIKAWA
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