こちらの写真は、初めて雑誌に載った私の写真。フィッシュマガジン(以下FM)1977年5月号、私が、14歳で中学生、47年も前の話。
当時、八王子ペットフィッシュ愛好会と言うのがあって会長の厳島さんに撮った写真を見て頂いた時、これFMの愛魚写真コンクール出してみたら?
と勧められ応募して載せてもらった。当時は、マクロレンズは一般的でなく、中間リングなんて機材が一般的で、そんなものは買えなかったので
安いクローズアップレンズを父のカメラにつけて撮った。あの頃は、カメラも今の機能に比べれば、オモチャみたいな感じで、ストロボを使ったマクロ撮影は、撮れるだけで凄かったのである。オートなんて使えないので、露出は、撮ったごとにメモして、出来た写真を見て適正露出を探っていた。
フイルム一本真っ黒なんて良くあった。今考えるととんでもない撮影だった。当時の私は、将来、電話で魚の写真が撮れる時代がくるとは、微塵も考えていなかった。この当時のFMでアマチュアの投稿魔が、故筒井氏だった。私は中学生、筒井氏は、年上で高校生だった。よく投稿を拝読させていただいていたので、めだか館が開店した時、すぐ訪問し、何も買わず、筒井氏と話し込んだことを思い出す。私と筒井氏は、熱帯魚店テリトリーが一緒だったので、あの時、あの店にいたこの魚覚えてる??と言うとあ~あれね、と言う感じの話だったので、初対面だったけど多いにに盛り上がった。70年代のFMは思い出がいっぱいある。