利己的な遺伝子は、イギリスの動物行動学者リチャード・ドーキンスが1976年に、『The Selfish Gene』として書いた本である。まだ読んだ事はないので内容は知らない。今日の写真は、3匹のシデムシの写真、一匹のメスに2匹のオスが乗っている。皆兄弟、微笑ましい光景のように思えるが、じぶんの子孫を残そうとする必死な姿である。何故このような行動をとるのかといえば、生き物は遺伝子に操られ、遺伝子を複製していく事を目的に操縦されているらしい。
昔は、生物は、種の保存を目的に生殖をおこなっているなどといわれていたらしいが、遺伝子レベルで見ていくと、それとはまた違うように思える。例えば、ランなどはドンドン他種と交雑していく事で、さらに強力な遺伝子に変化しているように思える。雑種強勢という言葉もあり、純系より雑種の方が、強健になるという。
人間で言えば、外人に憧れるというのもこの感覚なのかもしれない。ホンデュラスは美人だし惹かれる。でもそれは、遺伝子に操られているだけなので、浮気物と呼ばれる筋合いではないのである。適当に書いたのであまり信用しないように。