水槽写真というのは、出来るだけ水槽内の余計なものは写し込みたくない。
特に汚い背景は写真を台無しにする。
背景を写さないようにするには、奥行きのある水槽を使うのがいい。
今回、30cm水槽を横置きで使っている。
この場合、正面からのストロボの光が背面のガラス面の届いてしまい
それが写りこみの原因となっている。
ストロボから被写体までの距離を1とする、そして被写体から背景の距離を1とした場合。
被写体に1の光りが届いたとすると、背景は、2の2乗分の1となり届く光りの量は1/4
距離が増えると光りは拡散して凄く減る。
ちょっとした奥行きの違いで、背景は黒く落とす事が可能になる。
背景はすっきりとする。
そこで今日は撮影用の水槽を縦置きに直した。