海野さんと撮影を終え無事レイに戻る。今回の撮影では思ったよりも集まりとても良い写真を撮る事が出来た。このハエは、まだ日本に紹介された事はなく和名は無い。海野さんと話し合い、この仲間をシカズノバエと呼ぶことにした。
TV用のメインの撮影もほとんど終わり、余裕が出てきた。後はつなぎの部分の撮影や他の昆虫の撮影をするそうである。ブロロは、昆虫の多い地域でチョウやその他の昆虫も多くそれらの撮影に行く。チョウの集まる木で撮影、その後、昨日の場所にて他の昆虫を探しそれらの撮影をしていた。僕もナナフシ、シュモクバエなどパプアを代表するユニークな昆虫が撮影できた。
今回の取材でなんと言っても嬉しかったのは、海野さんに虫の解説や今までのエピソードなど本では目にする事のないおもしろいお話を伺えた事である。数多い海外での撮影エピソードは本当に楽しかった。今回、海野さんがお持ちになっていたオリンパスの新製品のデジカメは非常に性能がいい。AF、内蔵ストロボなど非常に高性能で海野さんも絶賛であったし、僕も欲しくなった。そういえば、海野さんは、ビデオに虫の眼レンズをつけヘラジカバエの撮影をしておられた。映像を見せてもらうのを忘れたがいったいどんな映像なのだろうか?見せてもらわなかった事これだけは今回の大失敗である。
写真 ナナフシ
今回の取材でなんと言っても嬉しかったのは、海野さんに虫の解説や今までのエピソードなど本では目にする事のないおもしろいお話を伺えた事である。数多い海外での撮影エピソードは本当に楽しかった。今回、海野さんがお持ちになっていたオリンパスの新製品のデジカメは非常に性能がいい。AF、内蔵ストロボなど非常に高性能で海野さんも絶賛であったし、僕も欲しくなった。そういえば、海野さんは、ビデオに虫の眼レンズをつけヘラジカバエの撮影をしておられた。映像を見せてもらうのを忘れたがいったいどんな映像なのだろうか?見せてもらわなかった事これだけは今回の大失敗である。
写真 ナナフシ
今日から2泊3日でブロロの昆虫の撮影にいく。海野さんとそのTV関係者、僕とPNGの研究者がメンバーである。今回のメインは、ヘラジカバエである。一般にハエというのはイメージが悪いのだがパプアには、非常におもしろいハエが多く興味深い。こういったハエは、森林に住み普通の方がイメージしているハエとは違ったものである。前に日記に書いた準備とは、このヘラジカバエを呼び寄せるための準備である。
実はこのハエ、今年の5月頃僕が撮影に成功し、いくつかのWebの掲示板に出したところ一部の人に評判がよく今回のロケとなった訳である。この時は、あまり集まっておらず何とか生体の撮影に成功しただけで、聞いていたおもしろい生態は確認できていなかった。
今回のロケは、何とかこの生態を撮るというのが目的で撮れるかどうかとても不安であった。朝、レイを出発、ブロロまでは約2時間、昼前にブロロに到着。宿になるパインロッジに荷物を降ろし早速現場へ。
現場に着くとなんとたくさんのヘラジカバエが集まっており撮影は順調におこなわれ目的であった雄の闘争シーンも初日で撮れてしまった。僕もいい写真が撮れ最高の一日になった。
写真 ヘラジカバエ
実はこのハエ、今年の5月頃僕が撮影に成功し、いくつかのWebの掲示板に出したところ一部の人に評判がよく今回のロケとなった訳である。この時は、あまり集まっておらず何とか生体の撮影に成功しただけで、聞いていたおもしろい生態は確認できていなかった。
今回のロケは、何とかこの生態を撮るというのが目的で撮れるかどうかとても不安であった。朝、レイを出発、ブロロまでは約2時間、昼前にブロロに到着。宿になるパインロッジに荷物を降ろし早速現場へ。
現場に着くとなんとたくさんのヘラジカバエが集まっており撮影は順調におこなわれ目的であった雄の闘争シーンも初日で撮れてしまった。僕もいい写真が撮れ最高の一日になった。
写真 ヘラジカバエ
今日、無事海野さんご一行がレイに到着。何とか無事に到着されました。明日からは、撮影の為、山ごもりになります。日記は2,3日休みになりますが、後ほど報告させていただきます。今日は、ホテルの庭にて海野さんと少しばかり撮影させていただきました。
写真は虫を撮影される海野さん
写真は虫を撮影される海野さん
明日からTVの撮影に協力する事になっており、海野さんがこちらにいらっしゃる。撮影するにあたり準備をやらせて頂いている。このトラップ作りもその一つである。チョウは腐ったバナナやパイナップルの匂いが大好きで、これをポイントに撒いておくとチョウは匂いにつられやってくる。さて写真のバナナ、パイナップルはこれから作るトラップの材料である。僕がTVにでる事はありえないが、もしトラップに群がるチョウがTVにでたらそのバナナ、パイナップルはこの写真と同一の物です。
この写真は、セセリの一種が鳥の糞から水分を吸っているところである。写真では、判らないがお尻からおしっこを出している。鳥の糞から水分を吸っているが、必要なミネラルは、体内に吸収し不要な水分はおしっことして排出している。おしっこも上手い具合に鳥の糞にかけ水分を吸いやすくしている。チョウもこのように何かに夢中になっている時は結構近寄って撮影できる。
これは、かなり前にマウントハーゲンにいった時、写した写真である。デリアスという高地性のシロチョウの仲間だ。このチョウ羽の中は正にシロチョウでつまらない。こうして羽を閉じている時の方が美しい。仲間の死骸のそばで吸水しており吸水に夢中になっている時は、ちょっと位近寄っても逃げる事は無い。この写真自分は結構気に入っている。
今日の写真も昨日見つけたバッタ。バッタなのかキリギリスなのかわからないけれどそれに近いものである。よく判らないが、見たところ未だ子供のように見える。写真だと判りづらいが日本のキリギリスよりデカイ。いったいフルサイズはどれくらいなのであろうか?非常に気になってしまう。パプアの昆虫は、デカイ物が多くメガネトリバネのメスだってはじめてみたときは度肝を抜かれた。未だ見たことは無いが世界一大きいアレキサンドリアが目の前を飛んでいたらどんな事になるか?
とりあえずはこのバッタ、親の顔が見てみたい。
とりあえずはこのバッタ、親の顔が見てみたい。
今日、子供の友達の家に招待されお邪魔してきた。彼が住んでいる裏は、ブッシュである。友達のお父さんは、私が虫が好きなのを聞いてブッシュへ連れて行ってくれた。実は彼は現在マラリアにかかっており相当疲れているようであった。すごい体力である。何故こんなに凄いかというと彼はオーストラリアの軍人さんである。しかし、とても気さくな方でいつもお世話になりっぱなしなのです。本当を言うとあまり期待していなかったのだがすごいハエを見ることができ感激している。昨日も紹介した、シュモクバエであるが非常に大きく、目もすごく飛び出している。シュモクバエは初めてではないがここまで迫力のある個体は初めてである。大きさは、アブより2周りほど小さいが、ハエとしては大きい、写真をご覧になれば判るが、眼は体長よりも長い。一体なんでこんなに飛び出しているのだろうか?
昆虫写真家の海野さんが、パプアに来られている。TVの撮影のためである。ホタルの撮影がメインであるが、ある昆虫も撮影されたいとの事で海野さんより撮影協力のご依頼を頂いた。今日は、その準備と下見を兼ねて現地に行ってきた。ブロロという街で標高も高くレイとは違った気候である。林に入り撮影準備をおこなう。写真は、その際見つけたシュモクバエである。目が飛び出していて非常に面白い形態をしている。目的の昆虫も見つけることができた。折角きていただくので是非撮影を成功させていただきたい。このぶんだとおそらく大丈夫であろう。一安心である。