
この植物の存在を知ったのは、小学校の頃だったと思う。
清水清氏著 食虫植物のひみつ、という子供向けの本だったと思う。
初版は、1972年9月との事、まだ販売されているようなので、息の長い本である。
この本に写真入で紹介されていたが、袋がアップの写真で全体像がつかめずどんな草姿なのか???解らず謎の植物だった。
セファロタスというより、和名のフクロユキノシタという名前で覚え、この和名が、謎から謎をよぶような感じだった。
話が脱線するが、ゲンリセアも紹介されていて、さく葉標本の写真で、訳がわからす。
しかも、Y字型捕虫葉でワナ式????何だかさっぱり解らず、一体、ゲンリセアって何者??
後年、私と同年代のネペンマニアと話しをした時も、この本の話が出て、ゲンリセアが謎だったという話で妙に盛り上がった
のを覚えている。それほどインパクトがあった、
セファロタスも普及し現物を見る機会ができその全容が明らかになった。
長いこと食虫やっていてセファロタスは、いまだNo1の食虫だと思う。
セファロタスは、現地でも珍しい植物で、西オーストラリアの一部のみに自生している。
セファロタスも見たかったし、西オーストラリアは、食虫植物、地性ランの宝庫でもある。
何時か訪れたいと思っていた。現地の食虫の研究会とコンタクトを取り、2004年10月に
西オーストラリアを訪れる事ができた。
2004年10月8日、ついに現地のセファロタスに出会うことができた。
この時の写真は、写真集にしました。
パプアの高地ランの写真集ヤフオクで販売させていただいております。
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