今日は「ラグジュアリー」の幸福力を考えてみま
す。
皆さんはブランド品を所有されていますか!
このコラムを見て頂いている方々は、御本人を含めご家族の皆さまの誰かは、ブランド品を所持されているのではないでしょうか。
バッグ・服飾では、エルメス、ルイ・ヴィトン、シャネル、プラダ、宝飾ではティファニー、カルティエ、ブルガリ、ショーメ、靴のジョン・ロブ、エドワード・グリーン、チャーチ、クロケット・ジョーンズ、オールデン、時計のパテックフィリップ、ロレックス、オーデマ ピゲ、オメガ、バーリントン、ブライトリング、家具のカッシーナ、ドリアデ、ガラス装飾のバカラ、カトラリーのクリストフル、バーキン、プュイフォルカ、車ではメルセデス、BMW、ベントレー、マセラッティ、フェラーリ、ポルシェ....etc
これらブランドは、一度は聞かれた事や興味を持たれた事があるブランドではないでしょうか。
ブランド品は高価ですが、ブランド品を持つ喜び、そして優越的な自分の誇り、かっこよさ、心の満足感、そして豊かな気持ちに浸れる不思議なパワーがあります。
「贅沢感」(贅沢ではありません)という心の糧は、自分自身の存在を実感すると共に、幸福感を感じさせる魔法でもあります。
ラグジュアリーは悪! 清貧こそ美徳!...なのでしょうか。
まぁ、時計一つに数百万円、バッグに数十万円を投じられる人は限られていますが、私は、分相応な心のラグジュアリーは、生きる喜びと幸福感を感じさせてくれる妙薬だと思っています。
「場」つくりに於いても、ラグジュアリー感は、その空間に身を置く人たちの居心地感や豊かな気持ちを演出する事が出来る筈です。
例えば、五つ星ホテルのロビーやラウンジ、三つ星レストランのダイニング、豪華客船のキャビンや迎賓館....、贅を尽くした演出が、空間に身を置く人たちの心を幸福色に染色してゆく「ラグジュアリーマジック」がそこにはあります。
このラグジュアリーを提供する側が演出する「贅」とは、お客様に「喜び」と「幸せ」サービスを提供する「ラグジュアリーマジック」への「投資」です。
「贅」を「オフィス場」に「投資」する意味は、優秀なナレッジワーカーを引寄せ、一流の人財のフル・エンゲージメントパワーを引出し、イノベーティブな企業活動を推進してゆく為の「人への投資」です。
心地よくワクワクする環境の中で、ワクワクする仕事に気持ち良く没頭できる「場」つくり投資なのです。
働くひとたちが、私生活と違う非日常的「贅」の一端を組織で体感出来る事により、潜在的な優越感や誇りを刺激し、また心地良さを誘発することにより、イノベーティブな仕事への取組意欲を高めてゆく「感性マネジメント」の一手法です。
勿論、程度がありますから、やり過ぎは自重すべきであり、其々の組織相応の工夫が求められるのは言うまでもありませんが!
さりげなくコルビジェをオフィス空間に配し、カッシーナのフレグランスで空間に香りの演出! ダイニングにはバカラのミニシャンデリアがお客様を出迎えて、ランチョンミーティングでのメインディッシュはセージグリーンのプレートが料理を引き立てるオフィス空間....ってあっても面白いのでは!などと妄想しながら、新たなプロジェクトの構想を考えています。