かつて、IDC大塚家具が「幸せをレイアウト」なるキャッチコピーをマーケティングに使っていた時がありました。
心に残るフレーズです。
「幸せをレイアウト」を少しモディファさせていただき「幸福事のレイアウト&デザイン」!というキャッチを作りました。
私は、これこそが組織社会の「場」創りの大切なポイント!と考えています。
仕事における「幸せ」の感じ方は人それぞれだと思います。
でも、共通しているのは「好きな事」を「楽しんで」時間を忘れるくらい「のめり込んで」そして、何かを「達成」した時の「満足感」が「幸せ」を感じるひと時ではないでしょうか。
幸せの誘因事!つまり、幸せを感じる事象や知識等を「幸福事」と定義してみると、
私は、「場」創りにおいて、「幸福事」を組織社会の中にいかにプロデュースしてゆくか!で人間の「幸福度」を高め組織の知的生産性をマネジメントできる可能性があるかも⁈ と考えています。
逆の言い方をすれば、「あまり気の進まない嫌な事」を「我慢して」長い一日を「淡々」と過ごし、達成感や満足感など得られない仕事をしていれば「不幸」です。
社員が、この様な気持ちになっているとすれば、本人にとっても、また会社にとっても不幸な事だと思います。
どうすれば、皆が「幸福」を感じられる仕事をする事が出来るのでしょうか。
私は、「幸福事のレイアウト&デザイン」してゆくのに必要な事とは、自分自身の「気持ちの持ち方」も大切な要素と考えています。
長い仕事人生の中では、自分が望んでいない「仕事」をやる時期もあります。
また、一生懸命打ち込んでいても「評価」されず「不遇」の時期を送る事もあります。
でも、諦めたり投げやりになってはいけません。
そうした状況下でも、「自分」の将来の姿や夢を思いながら「気の進まない仕事」に打ち込んでみると、段々と心の景色が変わってきます。
働き方変革のフォーラムでご一緒したパネラーの1人がお話しされていたのですが、「イノベーションを起こした著名人にインタビューすると、多く方が不遇の時代を経験されていました。 彼らがイノベーションを起こし得た理由は、そこから抜け出し、這い上がろと努力した意識力とパッションにあると思います」との事。
私たち仕事人にとって「幸福事のレイアウト&デザイン」とは、生き方への「信念」や仕事への「意欲」を持ち、日々挑戦してゆく「心持ち」ではないでしょうか。
総務FM仕事は、働く人たち一人ひとりの「心持ち」に少しでも役に立つ貢献や支援をしてゆくことです。
人を知り、「場」創りの何たるかを知り、組織力を高めて会社の事業に貢献してゆくことが「幸福事のプロデューサー兼レイアウター」としてのチェンジリーダーたる総務FMプロのミッションだと思います。