大川原有重 春夏秋冬

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避難者励ます銘菓の曲 双葉町「茶まんじゅうマン音頭」誕生

2014-11-20 17:35:16 | 原子力関係
東京新聞

2014年11月20日

東京電力福島第一原発事故で福島県双葉町から埼玉県内に避難した町民らの励みになればと、双葉町の菓子職人が避難先の加須市でも作り続けている町の銘菓「茶まんじゅう」のイメージソングが誕生した。タイトルは「茶まんじゅうマン音頭」。双葉町の盆踊りをイメージした曲調で、避難者の町民らが結成した「双葉オールスターズ」が踊り手を務める。歌と踊りは、二十四日にさいたま市内で開かれる避難者交流イベントでお披露目される。
 加須市で茶まんじゅうを作っているのは、原発事故が起きるまで双葉町で約八十五年続いてきた老舗菓子店「森製菓」の二代目森正夫さん(71)と、同店で働いていた関根茂子さん(64)。現在は加須市内で暮らす二人は、市内のボランティア団体「加須ふれあいセンター」の施設で「生活の基盤に」と、茶まんじゅうを作って販売。そこでセンターのスタッフが考案したのが、青いマントのかわいいキャラクター「茶まんじゅうマン」だった。
 茶まんじゅうの売り上げは伸びなかったが、十月に開かれた「福島応援フェスティバル」で五百個が完売した。センターでは「双葉の味を求める人がいる」と実感し、「茶まんじゅうマン音頭」を作った。
 ♪青いマントは 福島の青空を忘れないため 丸い瞳は穏やかな街並みを映し出すため~
 作詞はセンターのスタッフ今村寛さん、作曲は川口市で音楽教室を営む平嶋淳摩さんが担当。市内の元町内会長の加藤清一さんや関根さんが歌い、加須市観光大使で芸妓(げいぎ)の秀丸さんが三味線で伴奏を務める。関根さんは「双葉の味はとってもおいしい。一人でも多くの人に食べていただきたい」と話す。
 「茶まんじゅう~」は二十四日、さいたま市浦和区の市民会館うらわで開かれる「福玉フェスタ2014」で披露される。問い合わせは、加須ふれあいセンター=電0480(31)9511=へ。 (中西公一)

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