福島第一原発3号機建屋で高濃度汚染水漏れ
< 2014年1月21日 1:13 >日テレ
福島第一原発3号機の建屋内で高濃度の汚染水が漏れていることがわかり、「東京電力」は「燃料を冷やした水が漏れている可能性が高い」と発表した。
東京電力によると、3号機の原子炉建屋1階の床で幅約30センチの水の流れができているのを、がれき撤去用のロボットが撮影した映像で確認したという。水は床の排水口に流れ込んだ後、地下にたまっているとみられ、建屋の外には漏れていないという。
水は「ストロンチウム」などベータ線を出す放射性物質が一リットル当たり2400万ベクレルと非常に高く、原子炉内の燃料を冷やした後の水が漏れている可能性が高いという。
東京電力は、格納容器の配管のつなぎ目の損傷部分などから漏れているものとみている。