福島第一原発に大型休憩施設完成
6月1日 18時11分 NHK
廃炉作業が進む東京電力福島第一原子力発電所に、およそ1200人の作業員が一度に休憩や打ち合わせなどに利用できる大型の施設が完成しました。
福島第一原発では現在、1日におよそ7000人の作業員が廃炉作業にあたっていますが、これまで構内でまとまって休憩したり打ち合わせしたりするスペースがなかったため、作業員どうしの意思疎通の円滑化や作業効率の改善が大きな課題となっていました。
福島第一原発に完成したのは、9階建て鉄骨造りの大型の休憩施設で、1日報道機関に公開されました。各階に設けられた休憩スペースは、一度におよそ1200人が収容でき、インターネットに接続できる大きな机といすが備えられて打ち合わせにも利用することができます。
また、7階には視察に訪れた人のスペースも設けられ、窓からは1号機から4号機までの原子炉建屋や汚染水タンクなどの様子を間近に見ることができます。
1日からは、およそ300席ある食堂も利用が始まり、東京電力の社員や下請け企業の作業員などでにぎわっていました。東京電力福島第一原発の小野明所長は「作業員がゆっくり休憩できたりまとまって打ち合わせできたりすることは、安全で効率的に作業を進めるためには非常に重要で、今後、企業には十分に活用してもらいたい」と話していました。
6月1日 18時11分 NHK
廃炉作業が進む東京電力福島第一原子力発電所に、およそ1200人の作業員が一度に休憩や打ち合わせなどに利用できる大型の施設が完成しました。
福島第一原発では現在、1日におよそ7000人の作業員が廃炉作業にあたっていますが、これまで構内でまとまって休憩したり打ち合わせしたりするスペースがなかったため、作業員どうしの意思疎通の円滑化や作業効率の改善が大きな課題となっていました。
福島第一原発に完成したのは、9階建て鉄骨造りの大型の休憩施設で、1日報道機関に公開されました。各階に設けられた休憩スペースは、一度におよそ1200人が収容でき、インターネットに接続できる大きな机といすが備えられて打ち合わせにも利用することができます。
また、7階には視察に訪れた人のスペースも設けられ、窓からは1号機から4号機までの原子炉建屋や汚染水タンクなどの様子を間近に見ることができます。
1日からは、およそ300席ある食堂も利用が始まり、東京電力の社員や下請け企業の作業員などでにぎわっていました。東京電力福島第一原発の小野明所長は「作業員がゆっくり休憩できたりまとまって打ち合わせできたりすることは、安全で効率的に作業を進めるためには非常に重要で、今後、企業には十分に活用してもらいたい」と話していました。