〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20191121 つまもの栽培で一躍有名〔上勝町福原の月ヶ谷温泉遊歩道〕いろどり橋を渡って周回

2019-11-21 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

太龍寺からロープーウエイで下山後は、遅い昼食もクルマで簡単に済ませ、山越えで上勝町福原方面に向かった。

そして到着したのは、上勝町での拠点となる月ヶ谷温泉の駐車場である。

ここ上勝町は、つまもの栽培及びそれらの販売実績で全国的に一躍有名になった山奥の町である。

この温泉周辺が遊歩道で整備され、対岸と繋がる「いろどり橋」という新しい吊橋が最近架けられたらしい。

そこで暗くなる前に、この温泉を起点として勝浦川周辺を周回するウオーキングコースに出発した。

[月ヶ谷温泉周辺に整備された遊歩道を周回する]

 

川の対岸の河川敷上段には、宿泊可能な施設を含むキャンプ場が整備されているようだ。

[対岸には、整備されたキャンプ場もある]

 

いろどり橋を渡る前に、手前に整備された「つまもの栽培実習農園」を歩いた。

[万両やわさび葉、南天等のつまもの栽培実習農園]

 

[秋の彩りの如く、最近完成した「いろどり橋」を渡る]

 

時間が遅く、秋の日が当たっていないのが残念であった。

[まさしく、その名の通り「いろどり橋」]

 

全長62m、幅1.5m、橋げたの床版と床版の隙間は約10cmで、川の流れが真上から見える仕様になっている。

[橋の欄干だけでなく、橋げたにも隙間が造られていてスリル満点だ]

 

橋の途中には、直ぐ下が透けて覗けるガラス面も造られていた。

[いろいろ嗜好を凝らした吊橋に造られている]

 

[橋の途中から眺める月ヶ谷温泉「月の宿」方面]

 

[以前に比べて綺麗に整備された月ヶ谷温泉]

 

[ぼつぼつ河川敷の紅葉も見頃になってきた]

 

道路沿いには、白く小さなサクラの花まで咲いていた。

[川岸には、春と秋に花を咲かせる十月桜が植えられていた]

 

[福原大橋を渡って、温泉側に戻って来る]

 

[やや暗いのが残念であるが、河川敷の紅葉が見頃となってきた]

 

[見頃の紅葉模様]

 

こうして紅葉と花々を眺めながら、勝浦川周辺を回り温泉に帰ってきた。

 

薄暗くなってきたので、ついでに最近ライトアップされているという樫原地区の棚田風景を見に行ったが、真っ暗で見られなかった。

後で温泉フロントに聞いたところ、ライトアップの場所は毎年変わるらしい。

今年は樫原の棚田付近ではなく、樫原集落手前でライトアップされるらしい。

帰りにチラッと見えたが、時間に余裕がなく素通りしてしまった。

その後は、月ヶ谷温泉「月の宿」で夕食を食べてから入浴した。

[夕食はトンカツ定食(¥1,210)、温泉(¥520)は貸切でした]

 

そして今夜は、そのまま車中泊にさせてもらいました。

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20191121 空の道を辿る〔那賀町和食郷〜阿南市加茂町を歩いて第21番札所「太龍寺」参拝〕遍路道を同行二人体験

2019-11-21 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日は「西の高野」とも呼ばれる、標高618mの太龍寺山の山頂近くに立つ、四国霊場第21番札所「太龍寺」を歩いて辿るウオーキングコースである。

天候は申し分なく、クルマを車中泊していた道の駅「鷲の里」に停めたまま出発した。

[序盤は、那賀川を右側に見ながら県道19号線を北上した]

 

[緩やかな那賀川の流れ]

 

直ぐに氷柱観音と布袋尊が現れた。

那賀川沿いに曲がりくねった狭い県道19号線は、通勤車両がスピード出して行き交って危ない。

[曲がりくねった狭い県道19号線を北上する]

 

[しばらく進むと現れた細野橋を渡り、那賀川沿いを更に北上する]

 

その後、第20番札所「鶴林寺」からの遍路道に合流し、いよいよ第21番札所「太龍寺」への遍路道を辿ることとなる。

[太龍寺への遍路道が始まる]

 

[直ぐに、軽四も厳しい道巾の遍路道が始まる]

 

[途中にあった遍路道の休憩所]

 

すぐ先の所で後ろから歩いてきた、今日初めてのお遍路さんと出会った。

広島県の江田島出身らしく、今回で9回目の巡拝という熱心なベテラン参拝者のようです。

退職後、家に居てもすることが無いので歩き出したらしい。

多少の訳ありのような雰囲気を醸し出していたが、物静かな70才過ぎのオジサンだった。

野宿主体の歩き遍路だが、自信のあった体力が陰りだし残念そうだった。

[モズクガニの撮影中に出会ったお遍路さん、以後は同行二人]

 

直ぐに遍路転がしの山道が始まった。

古くから歩き遍路の難所として焼山寺、鶴林寺に次ぐ「三番目の遍路転がし」と呼ばれてきた道である。

その方には、名刺がわりに赤い納め札(7回〜24回の巡拝)を頂いた。

[赤札の願意には「穏やかに暮らせますように」と書かれていた]

 

[整備された遍路転がしの山道に汗だく]

 

ようやく、太龍寺への仁王門が見えてきた。

600mと標高が高いので、境内の紅葉が見頃となっていた。

[境内のイチョウも色付き出していた]

 

[秋色の太龍寺境内]

 

[イチョウも色付きが進んできた]

 

 

[ここでも中華圏からの参拝者が多いのに驚いた]

 

[大師堂では、同行の方も真剣にお念仏されていた]

 

喉が渇いたので暖かい物でもと、自販機でお接待させて貰ったが、その方が選んだのは、何とウオーターボトルであった。

[お大師様に通じる教えを胸に、境内から20番札所「鶴林寺」を望む]

 

「出会えて気が紛れました、ありがとう。」と、ここで広島の方とお別れし、自分は勧められた展望抜群の捨心ヶ嶽へ向かった。

[次の第22番札所「平等寺」を目指して、一人出発した]

 

「太龍寺」本堂への石段を下りると、道の駅「鷲の里」と往復するロープウェイの山頂駅がある。

[ロープウェイ山頂駅前には、秋色の太龍寺本堂への石段がある]

 

[ロープウェイ山頂駅舎]

 

ロープウェイの全長は西日本最長の2775mを誇り、約10分で道の駅「鷲の里」と結ばれる(片道¥1,300、往復¥2,470)。

[山頂の紅葉に迎えられ、ロープウェイが到着する]

 

立ち並ぶ薬師像を通り、舎心ヶ嶽のお大師像を目指し緩やかに登って行く。

10分余りで舎心ヶ嶽に到着する。

[舎心ヶ嶽から眺めるロープウェイと山頂駅]

 

[山頂駅舎から見上げるお大師像(上の右上)と舎心ヶ嶽の後ろ姿(下)]

 

舎心ヶ嶽からは、鳴門〜徳島市内や小松島市方面〜阿南市橘湾周辺まで東側の眺めが絶景である。

[風光明媚な阿南市の橘湾周辺]

 

[奥の島は、今春に渡って歩いた「伊島」だろう]

 

[北には小松島市内が見下ろせる、奥の島は淡路島だろう]

 

[更に徳島〜鳴門方面まで見渡せる]

 

[大鳴門橋周辺をズームアップ、奥には淡路島方面]

 

 

反対側に向かうと、「山さきもり」のシンボルと共に、南西側の大展望が広がる。

[「山さきもり」のシンボル]

 

 

[ロープウェイの奥には県南の山々を展望する]

 

[南部の山座同定は難しい?]

 

[標高600m付近の紅葉模様]

 

[ロープウェイ山頂駅付近の紅葉]

 

[ロープウェイ山頂駅舎内の様子]

 

出発した道の駅「鷲の里」へは、ロープウェイで下山する。

[最後に、駅舎前から眺める阿南市橘湾方面]

 

ロープウェイからは、道の駅「鷲の里」を取り囲む様に大きく蛇行する那賀川の流れが一望である。

[ロープウェイ車内から見下ろす、道の駅「鷲の里」周辺]

 

[こうして昼過ぎに、出発した道の駅「鷲の里」に降り立った]

 

 [太龍寺ロープウェイの概略]

 

[太龍寺参拝の起点になる道の駅「鷲の里」は、お遍路中心です]

 

下山後は山越えで上勝町に走り、月ケ谷温泉付近に設定されているウオーキングコースを歩く予定にしている。

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