寒いです。
毎年冬になると言っていますが、
本当に冬は嫌いです。
この半年、会社に行くのが苦痛で苦痛で、
いっそ転職?という考えも過りましたが、
この年齢でなんの能力も無いヒトが、
今の給与水準を維持できる仕事を得られるとは到底考えられず、
更に言うと転職先での人間関係が円満である保証など全くないということに思い至り、
給料の半分はガマン料だと思うことにして、踏ん張っています。
生活費を貯めて一日でも早く辞めるという気持ちに変わりはないのですが、
そう思って始めた投資信託も、現在の所は赤字になっています。
投資はコツコツ長くが基本だそうなので、黙って積み立ててますけどね。
遠いな~、退職届を叩きつける日。
今年はステッチにもあまり力が入らず、
特に後半は全く針を持たない日が何日も続きましたが、
今年も残り2日となった今日、突然Prairie Schoolerがステッチしたくなり始めたのがトップの写真です。
束の間の幸せ。
小さいステッチなので、2,3日でできると思います。
こんな感じなのでステッチネタがなく、お見せできる進捗もなし。
というわけではないのですが、読書の下半期勝手にベスト5をやりたいと思います。
と、その前に2022年読書の振り返り。
今年読んだ本は63冊でした。
ほぼ1週間に1冊のペース、自分にとって一番心地よい読書量です。
上半期に引き続き、今まで読みたいと思っていて読んでいなかった本や、
シニアライフ本、終活本が多かったです。
特に上期は今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ、下期は桐野夏生さんにハマっていました。
ではでは下半期勝手にベスト5。
1位:『砂に埋もれる犬』 桐野夏生
2位:『だから荒野』 桐野夏生
3位:『嘘つきジェンガ』 辻村深月
4位:『六人の嘘つきな大学生』 浅倉秋成
5位:『君のクイズ』 小川哲
こんな感じになりました。
1位、2位は桐野夏生さん。
初めて読んだ『路上のX』が面白くて追いました。
『砂に埋もれる犬』は『路上のX』に続き、
当事者の少年視点で現代の社会問題、
ネグレクト、貧困、少年犯罪を描いた作品でした。
手を差し伸べるだけでは解決できない闇の深さ、負の連鎖、
愛され、守られることを知らずに成長した少年の心の闇に、
正直、読み続けるのが辛かったです。
同じく桐野さんの作品、『だから荒野』は何年も前からずっと読みたいと思っていた本。
主人公の主婦、朋美が、あまりにも家族に蔑ろにされていることに腹を立てて始まった逃避劇。
かなり大胆で、あっけらかんとした主人公の思考、行動にあっぱれ!という読後感です。
スピード感が奥田英朗さんに似ていて、奥田さんが好きな方には合うと思います。
3位の『嘘つきジェンガ』は既に不動の人気作家となられた辻村深月さんの本ですが、
私は彼女が結婚してから書かれた家族や社会生活にまつわる小説が好きです。
ファンタジーはもう純粋に楽しめない年頃になってきたんですね~。
4位の浅倉さん、5位の小川さんは初読み作家さん。
特に小川さんの『君のクイズ』は、
今までにない新しい感覚で読むことのできた本として注目しました。
今年はこんな感じとなりました。
来年も引き続き、今野敏さん、桐野夏生さん、そして原田ひ香さんも追いたいな~と思っています。
最後になりましたが、今年も一年、ブログにお越し下さった皆さま、
本当にありがとうございました。
本年のブログは今日で終わりにしようと思います。
どうぞ皆さま良いお年をお迎えくださいませ。
ではでは、また来年。
フォローして下さっている方、イイネ!押して下さった皆さま、
本当に、本当にありがとうございます。
感謝、感謝です