常識ってなんだ

はあい。皆様ご機嫌麗しゅう。
ちょっと、小学校とかでやったら面白いんじゃないかと思う道徳の授業を思い付いたので、メモ書きしときたいと思います。

妄想ですけどね。


「今から、このボールを1人ずつ校庭に置いていきましょう」の教示で、出席番号順にサッカーボールを渡す。1人が置いてる時、他の人は全員で見守る。それだけ。

これ、どうなりますかね。



恐らく、多くの子どもは他の人が置いた所の近くに置いていくんじゃないでしょうか。
お調子者の子とかは、物凄く端っことか見えない所とかに置いたりするんでしょうが。

ただ、恐らくそれも、2周目、3周目と繰り返せば、よりいっそうひとつの塊になると思いますね。初めはふざけてやろうと思うんだけど、繰り返すとみんなのリアクションがイマイチになってくる。
そうしたら、結局みんなに近い所に置く傾向は強まると思います。

そうして、何周かボールを置いていったら、先生が一言。
「よし、3階に行って教室から見てみようか」

そこには、集合したボールが。

「お前たち、これが常識というものだよ（ドヤァ）」




……周りの目があると、思っているよりもそういう力を感じてしまうんじゃないでしょうか。

多分、ここまで上手くはいかないでしょう。本当に個性が強い人もいるだろうし、もしかして実際にやってみたら案外バラバラな状態になってしまうかもしれない。

ただ、少なくとも俺はそういう風な結果になるんじゃないかと思いました。



で、きっと悪ノリをする男子が数人出てきたら、それにつられて別の子たちも、もっとふざけた（？）置き方をするかもしれない。


ある程度塊ができた時に、あるひとりの子が少し離れた所にボールを置いたら、みんなそっち側に置き始めるかもしれない。






その中に、首尾一貫して自分が拘る場所にボールを置いていく人が、どれだけいるだろうか。
そして、周囲はその人をどんな目で見るだろうか。


そんなもんなんだろうな、という目で私は社会を見ています。



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なんだこの悲しい締め括り。