おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
最近ずっとサボっていた(-_-;)ウオーキングを再開しました。ほんと私は地道にコツコツするというのが、何歳になってもできないんですね。10年ほど前もボクシングジムに通っていたことがありまして、もともと格闘技は好きな方ですので、とにかく楽しく、自宅にサンドバッグまで購入したほどはまっていました。午前中にジムに行って汗を流し、昼から塾に行くという生活をしていました。ジムも週4くらいのペースでいっていましたが、半年ほど経ってかた急にペースダウンし、いつの間にか月1回ほどしか行かなくなりました。月会費でしたので、これはさすがにもったいないと思い退会しましたが、自宅の大きなサンドバックは今も処分できず、ほこりをかぶった状態で寂しそうにぶら下がていますし、玄関にもずっとだれにもふれられていないボクシンググローブが2つ、恨めしそうに私を見ています(笑)。
ウオーキングもこのブログで何度も書いているように、まったく長続きせず、腰が痛くなったり、体重が増えすぎたりしてあわてて再開するということを繰り返しています。とまあ、私のダメな話はこのへんにして、今日はこうしてウオーキングを再開したことでふと気づいたことの話をします。
ウオーキングしている場所は大きな公園でもなく、普通の街中を歩いているので、たくさんの人が歩いていますし、信号もたくさんあります。その信号で立ち止まって周りを見渡すと、同じように信号待ちしている人の約半分、多いときには8割ほどの人がスマホをさわっています。停車している車の中では運転手がさわっていることも少なくありません。
マナーが悪いとか、危険だとかはもちろんですが、私が特に感じたのは「みんな忙しいなー」ということでした。
私は信号待ちしている間は、特に何かを考えているわけでもなく、ただボーっとしてたり、景色などをボンヤリと眺めています。しかし、スマホをさわっている人は、その間も文字を追ったりゲームをしたりして頭を使い続けているんですよね。仕事の合間や、帰宅してからもずっとスマホをさわっている人は、いったいいつ頭を休めているのでしょうか?
スポーツでも勉強でも仕事でも長時間ダラダラとするのは効率が悪いですよね。集中して取り組み、集中が切れたらリフレッシュ休憩をとってしっかり休む、こっちの方がすべてがはかどりますし、時間も有効に使えます。そういう意味では頭を休めるというのはとても大切なことなんです。
大人にとっての仕事もそうですが、子どもたちはもっと深刻です。スマホを使っての休憩は、頭の休憩にはならず、常に頭を使い続けています。ですから、スマホをやめていざ勉強しようとしても、頭がリフレッシュできていないので、勉強がはかどりません。暗記するのにも時間がかかるし、計算間違いも連発したりするので、ますます勉強するのが嫌になってきます。いくら勉強してもなかなか頭に入ってこないと悩む子どもたちが増えているのは、スマホが無関係だとは思えません。
そして、SNSの普及により、広く浅いコミュニケーションが増加しています。自分の容量を超えるような広いネットワークでのやりとりになるため、表面的なコミュニケーションになってしまい、深く考えることがだんだんとなくなってきます。1つのことに対してじっくり考えることがなくなりますので、思考が短絡的になり、本当のコミュニケーションがとれなくなってしまいます。
ボーっとしているときって、頭を休める効果だけではなく、何か1つのことをじっくり考える時間にもなるんです。特に意識して考えようとしなくても、普段気にしていないようなことであったり、逆に興味のある分野であったり、さまざまな問題に対して深く考えることができ、たくさんのことに気づくことができます。それを人に伝えたり、あるいは教えてもらったりすることで話に深みが出てきて、有意義な会話になるのです。
ただでさえ日本人は大人も子どもも忙しく時間に追われているのに、せっかく貴重なボーっとする時間をスマホに使ってしまってはもったいないです。
スマホがない時代の人は、もっとボーっとしていたはずです。「暇だなー」というときもたくさんあったはずです。だからこそ、たくさん頭を休めることができたし、物事を深く考えることもできたんだと思います。今の子どもたちには暇な時間はありません。本来暇になる時間をすべてスマホに使っているからです。スマホとどう付き合っていくか、それは子どもだけでなく、私たち大人にとってもこれからの大きな課題になるでしょう。
まずは、信号待ちしているときや誰かを待っているとき、そして寝る前のほんのひと時、そんな時間をスマホをさわらずにボーっとすることを始めてみませんか?
ONE-SのHP
最近ずっとサボっていた(-_-;)ウオーキングを再開しました。ほんと私は地道にコツコツするというのが、何歳になってもできないんですね。10年ほど前もボクシングジムに通っていたことがありまして、もともと格闘技は好きな方ですので、とにかく楽しく、自宅にサンドバッグまで購入したほどはまっていました。午前中にジムに行って汗を流し、昼から塾に行くという生活をしていました。ジムも週4くらいのペースでいっていましたが、半年ほど経ってかた急にペースダウンし、いつの間にか月1回ほどしか行かなくなりました。月会費でしたので、これはさすがにもったいないと思い退会しましたが、自宅の大きなサンドバックは今も処分できず、ほこりをかぶった状態で寂しそうにぶら下がていますし、玄関にもずっとだれにもふれられていないボクシンググローブが2つ、恨めしそうに私を見ています(笑)。
ウオーキングもこのブログで何度も書いているように、まったく長続きせず、腰が痛くなったり、体重が増えすぎたりしてあわてて再開するということを繰り返しています。とまあ、私のダメな話はこのへんにして、今日はこうしてウオーキングを再開したことでふと気づいたことの話をします。
ウオーキングしている場所は大きな公園でもなく、普通の街中を歩いているので、たくさんの人が歩いていますし、信号もたくさんあります。その信号で立ち止まって周りを見渡すと、同じように信号待ちしている人の約半分、多いときには8割ほどの人がスマホをさわっています。停車している車の中では運転手がさわっていることも少なくありません。
マナーが悪いとか、危険だとかはもちろんですが、私が特に感じたのは「みんな忙しいなー」ということでした。
私は信号待ちしている間は、特に何かを考えているわけでもなく、ただボーっとしてたり、景色などをボンヤリと眺めています。しかし、スマホをさわっている人は、その間も文字を追ったりゲームをしたりして頭を使い続けているんですよね。仕事の合間や、帰宅してからもずっとスマホをさわっている人は、いったいいつ頭を休めているのでしょうか?
スポーツでも勉強でも仕事でも長時間ダラダラとするのは効率が悪いですよね。集中して取り組み、集中が切れたらリフレッシュ休憩をとってしっかり休む、こっちの方がすべてがはかどりますし、時間も有効に使えます。そういう意味では頭を休めるというのはとても大切なことなんです。
大人にとっての仕事もそうですが、子どもたちはもっと深刻です。スマホを使っての休憩は、頭の休憩にはならず、常に頭を使い続けています。ですから、スマホをやめていざ勉強しようとしても、頭がリフレッシュできていないので、勉強がはかどりません。暗記するのにも時間がかかるし、計算間違いも連発したりするので、ますます勉強するのが嫌になってきます。いくら勉強してもなかなか頭に入ってこないと悩む子どもたちが増えているのは、スマホが無関係だとは思えません。
そして、SNSの普及により、広く浅いコミュニケーションが増加しています。自分の容量を超えるような広いネットワークでのやりとりになるため、表面的なコミュニケーションになってしまい、深く考えることがだんだんとなくなってきます。1つのことに対してじっくり考えることがなくなりますので、思考が短絡的になり、本当のコミュニケーションがとれなくなってしまいます。
ボーっとしているときって、頭を休める効果だけではなく、何か1つのことをじっくり考える時間にもなるんです。特に意識して考えようとしなくても、普段気にしていないようなことであったり、逆に興味のある分野であったり、さまざまな問題に対して深く考えることができ、たくさんのことに気づくことができます。それを人に伝えたり、あるいは教えてもらったりすることで話に深みが出てきて、有意義な会話になるのです。
ただでさえ日本人は大人も子どもも忙しく時間に追われているのに、せっかく貴重なボーっとする時間をスマホに使ってしまってはもったいないです。
スマホがない時代の人は、もっとボーっとしていたはずです。「暇だなー」というときもたくさんあったはずです。だからこそ、たくさん頭を休めることができたし、物事を深く考えることもできたんだと思います。今の子どもたちには暇な時間はありません。本来暇になる時間をすべてスマホに使っているからです。スマホとどう付き合っていくか、それは子どもだけでなく、私たち大人にとってもこれからの大きな課題になるでしょう。
まずは、信号待ちしているときや誰かを待っているとき、そして寝る前のほんのひと時、そんな時間をスマホをさわらずにボーっとすることを始めてみませんか?
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