こんにちは。堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
学級崩壊の定義はいろいろありますが、私は授業を受けたい生徒がきちんと受けることができない状態だと考えています。私語だらけで騒がしかったり、先生が怒って授業が中断したり、勉強しようと思っている生徒が何をしに来ているのかわからなくなってしまってるのですから。
こういう状態を学級崩壊と考えるならば、それがない学校を見つけるのが難しいかもしれませんね。
小学校でも周りの友達としゃべっている子もいれば、立ち歩いている子もいるようなクラスもあります。中学生になるともっとタチが悪く、怖くて強そうな先生の授業は静かですが、女性の先生やおとなしい先生の授業では騒ぎまくりで、ときには先生に向かって暴言を吐くことさえあります。先生に向かって「お前!」と言うこともあり、そんな話をきくたびに「いつから学校がこんなふうになってしまったのだろう」と悲しくなります。
義務教育でこのようなことが許されているので、彼らの中には高校生や大学生になっても考え方や態度が変わらない子たちもいます。高校でも授業中にずっとスマホで遊んでいたり、騒いだり、教師に暴力をふるったり。先日、関東のある大学でも授業中に学生が床に寝そべって、スマホを触りながらワイワイしゃべっていたので、教授が注意したのですがまったく言うことをきかなかったため、教授があきれて授業を途中でやめて出ていったというニュースがありました。この大学は偏差値もある程度高く知名度もある有名私大です。
こんな子たちの授業料をどうして国民が負担しなければいけないのでしょうか!
私はいつもこのようなニュースを見るたびに、「真面目にしている子がかわいそう」と思います。小学校でも中学校でも学校の授業をちゃんと聞きたいという子どもは必ずいます。ですが学級崩壊しているクラスではまともに授業を受けることができません。それを野放しにしておくということは、この子たちから教育を受ける権利を奪ってるんですよ。
せめてそんな子どもたちがきちんと授業を受けることができる環境を整えてあげてください。今の学校制度ではそれができないのであれば、勉強は塾に任せてください。子どもたちに学校で勉強するか塾で勉強するのかを選ばせてあげてください。授業を妨害している子たちばかりの権利を守ろうとするせいで、真面目な子がいつも損をしています。
そして、高校や大学がこのような有様にもかかわらず、高等教育無償化が始まろうとしています。おそらく家庭の年収によって補助の大小が決まるでしょう。ですが私はこの方向には基本的に反対です。
年収が低い家庭の子どもはどうして無条件に無償化にするのでしょう。上で書いたように、高校でも大学でも勉強する意欲がないだけでなく、他の生徒の授業を邪魔するような、こんな子が家庭の年収が低いからといって完全無償化されるなんて間違っていると思います。逆に年収が高くても、一生懸命頑張っている子に対しては無償にしてあげればいいのではないでしょうか。年収が高くても兄弟が多かったり、借金があったりする家庭もあるわけですから、収入で線引きするというのはやっぱりおかしいです。
「収入が低い家庭の子でも安心して大学に進学できるように」その意図はわかりますが、安易に実施するべきではなく、もっと議論を重ねるべきですね。教育というのはその国の柱だと思っています。ですから、しっかりとした教育を子どもたちに受けさせるというのはとても大切なことで、教育が崩壊してしまうと国の存亡にかかわります。そういう意味では教育に国がお金を使うというのは正しいことです。
ただし、その教育が価値のあるものである必要があります。ただの時間つぶしのため、やる気もなくただ遊びに行くため、大卒という肩書が欲しいだけで何も学ぶ姿勢がない大学生に1円たりとも投資する必要はありません。
なにも偏差値の高い大学に入らないと無償化にするなと言ってるわけではありません。上記のように、偏差値の高い大学であっても、なにをしに大学に来ているのかわからない学生はたくさんいます。肝心なのは学ぶ姿勢・意欲があるかどうかだと思います。そのハードルは低く設定しない方が絶対にいいです。大学の1回生は無償でも、2回生で授業をサボってばかりいたり、授業の態度が悪かったりすると無償制度を打ち切るべきです。
そうすることによって、中途半端な気持ちで大学に進学しようという生徒は減るでしょうし、大学が本当に価値のあるところになっていくはずです。そしてまた、これまでなんとなく目的のないままとりあえず大学に行っとこかという気持ちでダラダラと4年間無駄な時間を過ごしていた学生が中学卒業や高校卒業したらどうしようかと真剣に自分の将来を考えるようになるでしょう。
真面目に学びたい子にしっかりとした支援ができる国にならなければなりません。現状のように、小・中・高・大学がすべて安心して、学ぶことができるような環境になっていないことをもっと危機感を持って受け止め、今こそ変えていかなければならないときだと思います。
ONE-SのHP
学級崩壊の定義はいろいろありますが、私は授業を受けたい生徒がきちんと受けることができない状態だと考えています。私語だらけで騒がしかったり、先生が怒って授業が中断したり、勉強しようと思っている生徒が何をしに来ているのかわからなくなってしまってるのですから。
こういう状態を学級崩壊と考えるならば、それがない学校を見つけるのが難しいかもしれませんね。
小学校でも周りの友達としゃべっている子もいれば、立ち歩いている子もいるようなクラスもあります。中学生になるともっとタチが悪く、怖くて強そうな先生の授業は静かですが、女性の先生やおとなしい先生の授業では騒ぎまくりで、ときには先生に向かって暴言を吐くことさえあります。先生に向かって「お前!」と言うこともあり、そんな話をきくたびに「いつから学校がこんなふうになってしまったのだろう」と悲しくなります。
義務教育でこのようなことが許されているので、彼らの中には高校生や大学生になっても考え方や態度が変わらない子たちもいます。高校でも授業中にずっとスマホで遊んでいたり、騒いだり、教師に暴力をふるったり。先日、関東のある大学でも授業中に学生が床に寝そべって、スマホを触りながらワイワイしゃべっていたので、教授が注意したのですがまったく言うことをきかなかったため、教授があきれて授業を途中でやめて出ていったというニュースがありました。この大学は偏差値もある程度高く知名度もある有名私大です。
こんな子たちの授業料をどうして国民が負担しなければいけないのでしょうか!
私はいつもこのようなニュースを見るたびに、「真面目にしている子がかわいそう」と思います。小学校でも中学校でも学校の授業をちゃんと聞きたいという子どもは必ずいます。ですが学級崩壊しているクラスではまともに授業を受けることができません。それを野放しにしておくということは、この子たちから教育を受ける権利を奪ってるんですよ。
せめてそんな子どもたちがきちんと授業を受けることができる環境を整えてあげてください。今の学校制度ではそれができないのであれば、勉強は塾に任せてください。子どもたちに学校で勉強するか塾で勉強するのかを選ばせてあげてください。授業を妨害している子たちばかりの権利を守ろうとするせいで、真面目な子がいつも損をしています。
そして、高校や大学がこのような有様にもかかわらず、高等教育無償化が始まろうとしています。おそらく家庭の年収によって補助の大小が決まるでしょう。ですが私はこの方向には基本的に反対です。
年収が低い家庭の子どもはどうして無条件に無償化にするのでしょう。上で書いたように、高校でも大学でも勉強する意欲がないだけでなく、他の生徒の授業を邪魔するような、こんな子が家庭の年収が低いからといって完全無償化されるなんて間違っていると思います。逆に年収が高くても、一生懸命頑張っている子に対しては無償にしてあげればいいのではないでしょうか。年収が高くても兄弟が多かったり、借金があったりする家庭もあるわけですから、収入で線引きするというのはやっぱりおかしいです。
「収入が低い家庭の子でも安心して大学に進学できるように」その意図はわかりますが、安易に実施するべきではなく、もっと議論を重ねるべきですね。教育というのはその国の柱だと思っています。ですから、しっかりとした教育を子どもたちに受けさせるというのはとても大切なことで、教育が崩壊してしまうと国の存亡にかかわります。そういう意味では教育に国がお金を使うというのは正しいことです。
ただし、その教育が価値のあるものである必要があります。ただの時間つぶしのため、やる気もなくただ遊びに行くため、大卒という肩書が欲しいだけで何も学ぶ姿勢がない大学生に1円たりとも投資する必要はありません。
なにも偏差値の高い大学に入らないと無償化にするなと言ってるわけではありません。上記のように、偏差値の高い大学であっても、なにをしに大学に来ているのかわからない学生はたくさんいます。肝心なのは学ぶ姿勢・意欲があるかどうかだと思います。そのハードルは低く設定しない方が絶対にいいです。大学の1回生は無償でも、2回生で授業をサボってばかりいたり、授業の態度が悪かったりすると無償制度を打ち切るべきです。
そうすることによって、中途半端な気持ちで大学に進学しようという生徒は減るでしょうし、大学が本当に価値のあるところになっていくはずです。そしてまた、これまでなんとなく目的のないままとりあえず大学に行っとこかという気持ちでダラダラと4年間無駄な時間を過ごしていた学生が中学卒業や高校卒業したらどうしようかと真剣に自分の将来を考えるようになるでしょう。
真面目に学びたい子にしっかりとした支援ができる国にならなければなりません。現状のように、小・中・高・大学がすべて安心して、学ぶことができるような環境になっていないことをもっと危機感を持って受け止め、今こそ変えていかなければならないときだと思います。
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