こんにちは。堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
8日の日曜日に、3月に講演させていただいた大阪狭山市のNPOさんのスタッフさんと、学習支援や就労支援されている方々との食事会がありました。
近くのスーパーで食料を買いに行き、お酒を飲める方は飲みながら楽しい会となりました。みなさんとは初対面ではありませんでしたが、こうしてゆっくりお話するのは初めてでした。
知識や経験が豊富なだけでなく、熱い想いも持っておられ、その場にいるだけで私も元気をもらえました。そして私が疑問に思っていたことや、知りたかったことなども親切に教えてくださり、とても有難い時間となりました。
不登校や引きこもり、学習の悩みや発達症のことなど、子どものことで悩まれてる方はたくさんいます。ただ、そういったすべての悩みを1つの機関で解決していくのは不可能です。例えば、私のONE-Sですと、学習塾ですので不登校や勉強についていけない子どもなどの学習サポートや、その相談をすることができますが、引きこもりの方の就労支援はできません。しかし、私ができなくても、それを専門にしている方や機関につないであげることができればいいんですよね、
そういった意味では、以前から書いているように、ネットワークを広げるということはとても重要です。それも、ただネットワークを広げるのではなく、目指す方向は同じで信頼できる方たちとのネットワークが必要です。お互いが安心して紹介しあえるような、そういうものでなければ意味がありません。
相談のために、どこかに電話をするというだけでも勇気のいることで、ハードルは決して低くありません。いろんな不安を持ちながら、子どものためにと勇気をだして相談機関に電話したとしても、その機関がいいかげんなところであったりすると、「やっぱり真剣に話を聞いてくれるところなんてないんだ」と思ってしまい、どこにも相談できなくなってしまいます。
これが、たとえば学習塾であったり病院であったりすると、ここは自分には合わないから別のところに行こうという選択ができるのですが、不登校・引きこもり・発達症・非行などの場合は、それを専門に扱ってる機関がまだまだ少ないため、他の機関に行くこともできず、他の人の意見を聞くこともできないのが現状です。
結果的に、どこにも相談できなくなるか、ちょっと不満や納得のいかないことがあっても1つの場所に行き続けるしかないのです。
ひきこもりの居場所をつくってくださってる場所に、ひきこもりの相談があったとします。本人もその場所が気に入り、家から出ることができるようになり、そこで友達などもでき元気になってきました。そこで、このままここにいるのではなく、次のステップに進みたい、アルバイトや仕事を見つけて働きたいと思っても、その場所は就労支援をしていません。そこで、この人は自分で探そうとするのですが、ブランクもありサポートなしではうまくいかず、また元の状態に戻ってしまいます。こういった例は山ほどあるのです。
これは、居場所が必要ないというわけではなく、居場所は絶対に必要です。ですが、居場所だけではさまざまなニーズに対応できないため、他の機関とつながっていないのはもったいないのです。居場所が必要な子はここに、そして働きたいと思っている子はここにというように、それぞれの独立したそして専門的な機関が手を取り合うことで、一気に必要とされる組織が出来上がります。
1つの組織の中に同じような機関がいくつもあっていいのです。ONE-Sのように不登校の子どもたちの学習サポートする塾が同じ組織の中にいくつもあった方がいいんです。場所や先生、そして授業の進め方、雰囲気など塾によって違っていて子どもたちが自分にとって一番心地よい場所も異なるはずですから、選択肢を多くすることが大切です。お互いが競争相手のライバルではなく、同じ志を持った仲間なんですから。とにかく窓口はまだまだ増やしていかなければなりません。行政ではないのですから、もっと横の連携を深めていくべきです。
それほど遠くない未来に、堺市だけでなく、大阪全体に広がる大きなネットワークができると確信しています。その大きな1歩を踏み出しました。
あと残っている大きな問題は、この会の名称がまだ決まってないことなんです。30分ほど案を出し合ったのですが、こういうことは私も含めてみなさん、苦手なようで。次回集まるときまでに考えておかなければ。
8日の日曜日に、3月に講演させていただいた大阪狭山市のNPOさんのスタッフさんと、学習支援や就労支援されている方々との食事会がありました。
近くのスーパーで食料を買いに行き、お酒を飲める方は飲みながら楽しい会となりました。みなさんとは初対面ではありませんでしたが、こうしてゆっくりお話するのは初めてでした。
知識や経験が豊富なだけでなく、熱い想いも持っておられ、その場にいるだけで私も元気をもらえました。そして私が疑問に思っていたことや、知りたかったことなども親切に教えてくださり、とても有難い時間となりました。
不登校や引きこもり、学習の悩みや発達症のことなど、子どものことで悩まれてる方はたくさんいます。ただ、そういったすべての悩みを1つの機関で解決していくのは不可能です。例えば、私のONE-Sですと、学習塾ですので不登校や勉強についていけない子どもなどの学習サポートや、その相談をすることができますが、引きこもりの方の就労支援はできません。しかし、私ができなくても、それを専門にしている方や機関につないであげることができればいいんですよね、
そういった意味では、以前から書いているように、ネットワークを広げるということはとても重要です。それも、ただネットワークを広げるのではなく、目指す方向は同じで信頼できる方たちとのネットワークが必要です。お互いが安心して紹介しあえるような、そういうものでなければ意味がありません。
相談のために、どこかに電話をするというだけでも勇気のいることで、ハードルは決して低くありません。いろんな不安を持ちながら、子どものためにと勇気をだして相談機関に電話したとしても、その機関がいいかげんなところであったりすると、「やっぱり真剣に話を聞いてくれるところなんてないんだ」と思ってしまい、どこにも相談できなくなってしまいます。
これが、たとえば学習塾であったり病院であったりすると、ここは自分には合わないから別のところに行こうという選択ができるのですが、不登校・引きこもり・発達症・非行などの場合は、それを専門に扱ってる機関がまだまだ少ないため、他の機関に行くこともできず、他の人の意見を聞くこともできないのが現状です。
結果的に、どこにも相談できなくなるか、ちょっと不満や納得のいかないことがあっても1つの場所に行き続けるしかないのです。
ひきこもりの居場所をつくってくださってる場所に、ひきこもりの相談があったとします。本人もその場所が気に入り、家から出ることができるようになり、そこで友達などもでき元気になってきました。そこで、このままここにいるのではなく、次のステップに進みたい、アルバイトや仕事を見つけて働きたいと思っても、その場所は就労支援をしていません。そこで、この人は自分で探そうとするのですが、ブランクもありサポートなしではうまくいかず、また元の状態に戻ってしまいます。こういった例は山ほどあるのです。
これは、居場所が必要ないというわけではなく、居場所は絶対に必要です。ですが、居場所だけではさまざまなニーズに対応できないため、他の機関とつながっていないのはもったいないのです。居場所が必要な子はここに、そして働きたいと思っている子はここにというように、それぞれの独立したそして専門的な機関が手を取り合うことで、一気に必要とされる組織が出来上がります。
1つの組織の中に同じような機関がいくつもあっていいのです。ONE-Sのように不登校の子どもたちの学習サポートする塾が同じ組織の中にいくつもあった方がいいんです。場所や先生、そして授業の進め方、雰囲気など塾によって違っていて子どもたちが自分にとって一番心地よい場所も異なるはずですから、選択肢を多くすることが大切です。お互いが競争相手のライバルではなく、同じ志を持った仲間なんですから。とにかく窓口はまだまだ増やしていかなければなりません。行政ではないのですから、もっと横の連携を深めていくべきです。
それほど遠くない未来に、堺市だけでなく、大阪全体に広がる大きなネットワークができると確信しています。その大きな1歩を踏み出しました。
あと残っている大きな問題は、この会の名称がまだ決まってないことなんです。30分ほど案を出し合ったのですが、こういうことは私も含めてみなさん、苦手なようで。次回集まるときまでに考えておかなければ。
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