こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
目標を持つことって素晴らしいことだとよく言われますが、私もそう思います。しかし、目標を持って生きるということは難しいものではなく、逆に目標を持たずに生きることの方が困難です。「目標を持つべきだ!」と言われると、なんとなく大変そうで「自分には無理やわ」と思ってしまいがちですが、実は誰でも知らず知らずのうちに目標は持っているんです。目標ではなく目的の場合もありますが。
大人になって働いている人の多くは、「お金を得るため」という目的があります。なぜお金が必要かというと、生きていくため、より良い生活をするため、家族を養うためといった具体的なものがあります。嫌なことがあったり、苦しいことがあったりしても、それらのために頑張ることができるんですね。仕事そのものが楽しく、仕事の中で何か目標とするものがあれば、さらにやる気もでます。私自身も、もちろん生活していくために働いていますが、それだけでなく「もっと上手に子どもたちに伝えることができるようになりたい」「1人でも多くの子どもの力になりたい」という仕事そのものも目標から「もっと価値のある教育になるように何かできることはないのか」といった教育そのものを変えていきたいという大きな目標もあります。ですので、毎日の仕事がとても充実していて、もちろん体が疲れているときもありますし、ちょっと休みたいなと思うときもありますが、それよりも仕事ができる楽しさの方が大きいですので、いくらでも頑張ることができているのです。
一方、子どもたちの目標はどこにあるのでしょうか? 「子どもは勉強するのが仕事」と言われますし、特に小中学校の9年間は義務教育ですので、勉強をするのが仕事なのでしょう。しかし、そこに目標をどのように見つけていくのかが本当に難しいと思います。
ゲームに夢中になっている子どもは、そのゲーム内で何か目標があるんです。ランキング上位になりたいだとか、友だちとの対戦で勝ちたいとか。だから必死でしているんですね。睡眠不足になってもゲームをするって、ある意味すごいことですよね。
クラブ活動を頑張ってる子どもも同じように、もっと上手くなりたい、試合に勝ちたい、試合で活躍したいなど、しっかりとした目標を持ってるからこそ、毎日厳しい練習にも耐えて頑張ることができているんですね。
なぜ勉強をそこまで頑張れないかというと、具体的な目標を持ちにくいからなんですね。勉強することが、果たして何の役に立つのかよくわからない。高校や大学と言われてもピンとこない。就職なんて言われたら、もっとよくわからない。
私がこれまで指導してきた生徒でも、勉強を頑張ってる子は例外なく何か目標を持ってました。ですから、目標を持てていない子どもに、いくら勉強しろ勉強しろと言っても、心に響くはずもなく、勉強してくれるようにはなりません。
そういう意味では、子どもに目標を持ってもらうこと、目標を一緒に見つけることというのは、とても大切なことなんです。それさえできれば、後は順調に進んでいけるといっても過言ではありません。
そしてもう1つ大切なことは、どんな目標であっても否定しないことです。「将来医者になりたいから勉強する」確かに立派な目標です。「次のテストで5教科で150点とる!」これも立派な目標です。これまで120点しかとれなかった子が、30点も上を目指そうとしているのです。それを「せめて200点はとりなさい!」などと言ってしまうと、子どもの気持ちは一気に低下してしまいます。目標を持つこと自体が素晴らしいことで、その目標に上も下もありません。目標を見つけにくい勉強の分野で、それぞれの学力や能力、環境に応じた自分なりの目標を見つけることができたのだから、それを精一杯応援してあげることが大切なのです。達成できたのなら、目一杯褒めてあげてほしいのです。
塾でも、ただ勉強をさせるだけではなく、生徒たちといろいろな会話をしながら、何か目標となるものを一緒に見つけたり、目標を見つけるきっかけとなるような話をしたりして、やらされているのではなく、自分の意思で勉強しているという感覚になってもらえるような指導を続けていきたいと思っています。
ONE-SのHP
目標を持つことって素晴らしいことだとよく言われますが、私もそう思います。しかし、目標を持って生きるということは難しいものではなく、逆に目標を持たずに生きることの方が困難です。「目標を持つべきだ!」と言われると、なんとなく大変そうで「自分には無理やわ」と思ってしまいがちですが、実は誰でも知らず知らずのうちに目標は持っているんです。目標ではなく目的の場合もありますが。
大人になって働いている人の多くは、「お金を得るため」という目的があります。なぜお金が必要かというと、生きていくため、より良い生活をするため、家族を養うためといった具体的なものがあります。嫌なことがあったり、苦しいことがあったりしても、それらのために頑張ることができるんですね。仕事そのものが楽しく、仕事の中で何か目標とするものがあれば、さらにやる気もでます。私自身も、もちろん生活していくために働いていますが、それだけでなく「もっと上手に子どもたちに伝えることができるようになりたい」「1人でも多くの子どもの力になりたい」という仕事そのものも目標から「もっと価値のある教育になるように何かできることはないのか」といった教育そのものを変えていきたいという大きな目標もあります。ですので、毎日の仕事がとても充実していて、もちろん体が疲れているときもありますし、ちょっと休みたいなと思うときもありますが、それよりも仕事ができる楽しさの方が大きいですので、いくらでも頑張ることができているのです。
一方、子どもたちの目標はどこにあるのでしょうか? 「子どもは勉強するのが仕事」と言われますし、特に小中学校の9年間は義務教育ですので、勉強をするのが仕事なのでしょう。しかし、そこに目標をどのように見つけていくのかが本当に難しいと思います。
ゲームに夢中になっている子どもは、そのゲーム内で何か目標があるんです。ランキング上位になりたいだとか、友だちとの対戦で勝ちたいとか。だから必死でしているんですね。睡眠不足になってもゲームをするって、ある意味すごいことですよね。
クラブ活動を頑張ってる子どもも同じように、もっと上手くなりたい、試合に勝ちたい、試合で活躍したいなど、しっかりとした目標を持ってるからこそ、毎日厳しい練習にも耐えて頑張ることができているんですね。
なぜ勉強をそこまで頑張れないかというと、具体的な目標を持ちにくいからなんですね。勉強することが、果たして何の役に立つのかよくわからない。高校や大学と言われてもピンとこない。就職なんて言われたら、もっとよくわからない。
私がこれまで指導してきた生徒でも、勉強を頑張ってる子は例外なく何か目標を持ってました。ですから、目標を持てていない子どもに、いくら勉強しろ勉強しろと言っても、心に響くはずもなく、勉強してくれるようにはなりません。
そういう意味では、子どもに目標を持ってもらうこと、目標を一緒に見つけることというのは、とても大切なことなんです。それさえできれば、後は順調に進んでいけるといっても過言ではありません。
そしてもう1つ大切なことは、どんな目標であっても否定しないことです。「将来医者になりたいから勉強する」確かに立派な目標です。「次のテストで5教科で150点とる!」これも立派な目標です。これまで120点しかとれなかった子が、30点も上を目指そうとしているのです。それを「せめて200点はとりなさい!」などと言ってしまうと、子どもの気持ちは一気に低下してしまいます。目標を持つこと自体が素晴らしいことで、その目標に上も下もありません。目標を見つけにくい勉強の分野で、それぞれの学力や能力、環境に応じた自分なりの目標を見つけることができたのだから、それを精一杯応援してあげることが大切なのです。達成できたのなら、目一杯褒めてあげてほしいのです。
塾でも、ただ勉強をさせるだけではなく、生徒たちといろいろな会話をしながら、何か目標となるものを一緒に見つけたり、目標を見つけるきっかけとなるような話をしたりして、やらされているのではなく、自分の意思で勉強しているという感覚になってもらえるような指導を続けていきたいと思っています。
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