個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

だから酔っぱらいは嫌いなんだよなあ

2019-03-14 09:29:39 | 教室から
おはようございます。堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

公立受験も終わり、発表まで私も緊張しますが、生徒たちも私もやれることはすべてやり切ったと思いますので、今はゆっくり休んで、いっぱい遊んでほしいと思います。

私は禁煙して4年ほどになりますが、お酒は飲みます。飲むと言っても、平日は仕事が終わるのが22時過ぎですので、友人たちと飲みに行くには時間が遅く、仕事を始めてからはほとんど外で飲む機会がありません。だからこそ、年に1回ほどの友人たちとの飲み会は、とても楽しく、調子に乗って飲みすぎてしまうことばかりです。

今でも交流のある学生時代からの友人たちとの飲み会では、まずそんなことはないのですが、そうじゃない人たちとの飲み会では、たまに嫌な思いをすることがあります。

「酔ってるから許したってくれ」「酔ってるから大目に見たってくれ」私はこのセリフが嫌いなんです(笑)。酔っぱらって変な絡み方されたり、暴言吐かれたり、その場の雰囲気が悪くなったり。せっかく楽しもうという会が台無しになってしまいます。それを「酔ってるんやから許したってくれ」という言葉で片づけられても納得できません。あれ?こんなふうに思っているのは私だけでしょうか(笑)。

酔っている人の状態がどうであっても、浴びせられた言葉は消えません。大学生の頃、実験が長引いて、いつもよりだいぶ遅い電車で帰らなければいけないときがありました。車内はそれほど混雑していなくてゆっくり座れたのですが、やっかいなことに少し離れたところに、ちょうど今の私くらいの年齢の人がいました。この人はずいぶんと酔っぱらっていて、大声で何か叫んでいました。車内のみんなも関わりたくないので無視していましたし、もちろん私もそうしていました。すると、そのオッサンが私のところにやってきて「兄ちゃん、何見てんねん!なめとったらあかんぞ~!」などと言って胸ぐらをつかんできました。普段はそれほど怒らない私も(まあ当時は私も調子に乗ってましたが)、さすがに怒鳴り返しました。次の駅で駅員さんたちが来てくれて、早く家に帰りたいのに電車から降ろされ、事情を聞かれました。

かなりムカムカしていましたが、早く帰りたいのできちんと説明しました。すると駅員さんたちから「まあまあ、この人もずいぶんと酔っぱらっているので勘弁したってや」と言われ、さらに怒りが増しました。「いやいや、そっちの事情なんて関係あらへん!俺の貴重な時間がこのオッサンによって潰されたんや。俺が酒飲ましたわけでもないんやから。ちゃんと謝罪してくれや!」とかなりキツイ口調で言ったのを覚えています。当然そのオッサンは「ごめん」の一言も言わなかったので、私の連絡先を渡して、明日目が覚めてしらふになったら、電話してきてくれと言って帰りました。

翌日になっても、そのオッサンから連絡はありませんでした。私が今でもほとんど電車に乗らないのは、これだけが理由ではないのですが、こういうトラブルに巻き込まれるのが嫌なのも大きな理由の1つです。お酒を飲んでいるかどうかなんて、やられた方からしたら関係ないんですよね(心の広い人は許せるのでしょうが)。もし、あのとき殴られていて私が怪我をしていたとしても「酔ってるんやから許したってや」なんて言えたでしょうか?

場合によっては、その人の状況・状態を考慮しないといけないときもあるでしょうが、「何をしたか」が大切だと考えます。それが子どもに対しての場合は特に。先輩とトラブったり、家庭で嫌なことがあってムシャクシャしたから、知り合いを誘ってクラスの弱そうな子をいじめた。いじめられた子は学校に行けなくなった。「そんな状況やったら、いじめてもしかたないよね」なんておかしいですよね。どんな理由であれ、いじめを許すべきではありませんし、いじめた側を肯定してはいけないと思います。

生徒のいじめに気付かなかったり、生徒が勉強についていけずに苦しんでいたり、学級崩壊したり。そんなとき決まって出てくるのが「先生はしなければならない仕事が多すぎて、あれもこれもはできないんだ」という聞き飽きた言葉です。私にも教師の知り合いがいますから、現場の先生がどれほど過酷な労働をしてるのかは想像できます。

ですが、「先生は忙しい」というのを免罪符にして、「しかたないよね」で済ませてしまってはいけないんです。忙しくて子どものケアができないのだったら、その現状を改善していかないと。もう何年も前から問題になっています。そして何か事故や事件が起きるたびに「こんなことが二度と起こらないように」と言ってるだけで何も変わっていません。それどころか、ますます先生の負担が大きくなっています。そんなところで、まともな教育ができるはずもありませんし、学校に行きたくないという子どもが増えてくるのも当たり前なんです。まずは学校を子どもが安心して学べる場所にすることが大切なのではないでしょうか。学習内容を変えるといったそんな改革を優先させている場合ではないと思います。

ONE-SのHP


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