こんにちは。
堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
ゴールデンウィークが終われば、各中学校で中間テストが始まります。ほとんどの中学校では、テストの後に科目別の平均点や得点分布のグラフが表示されている成績表を配布します。自分が学校全体でどのあたりの成績なのかがわかりやすくなっています。この得点分布がこの5年ほどで大きく変わってきています。いわゆる二極化が進み、学力の高い生徒と低い生徒の差が大きくなり中間層が少なくなっていると言われますが、もっと別の大きな問題があるのではないでしょうか。ある中学校の昨年の中学3年生の定期テストで、ほとんどの科目の平均点が40~50点でした。テスト問題を分析してもそれほど難しい問題ではなく、同じテストでも平均点が60点弱になる中学校もあるだろうという内容でした。さらに驚いたのは、得点分布のグラフです。きれいなピラミッド型になっており、80点以上の人数が約20人ほどに対して20点未満の生徒が100人近くいました。ここまで極端になっている中学校はまだそれほど多くありませんが、こういった傾向はこの先進んでいくのではないかと予想します。原因はたくさんあるでしょうが、ここまで子どもたちの学力が下がってしまっているということは、学校が勉強を教える場として効果的ではなくなっているのではないでしょうか? 時代とともに、子どもたちの生きていく環境はどんどん変化してきています。これほど社会が変化しているにもかかわらず、学校で勉強する内容や教え方は何十年もほとんど変わっていません。たとえば、公立の小学校や中学校で習熟度別のクラス分けや学習する内容を区別することはできないでしょうか? 科目によっては2つのクラスに分けている学校もありますが、私はもっと大胆にしてもよいのではないかと思っています。いろんな議論がありますが、小学校の段階でつまずいてしまっている子どもが、中学校の授業についていけるでしょうか。
続きは明日にします。
ONE-SのHP
堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
ゴールデンウィークが終われば、各中学校で中間テストが始まります。ほとんどの中学校では、テストの後に科目別の平均点や得点分布のグラフが表示されている成績表を配布します。自分が学校全体でどのあたりの成績なのかがわかりやすくなっています。この得点分布がこの5年ほどで大きく変わってきています。いわゆる二極化が進み、学力の高い生徒と低い生徒の差が大きくなり中間層が少なくなっていると言われますが、もっと別の大きな問題があるのではないでしょうか。ある中学校の昨年の中学3年生の定期テストで、ほとんどの科目の平均点が40~50点でした。テスト問題を分析してもそれほど難しい問題ではなく、同じテストでも平均点が60点弱になる中学校もあるだろうという内容でした。さらに驚いたのは、得点分布のグラフです。きれいなピラミッド型になっており、80点以上の人数が約20人ほどに対して20点未満の生徒が100人近くいました。ここまで極端になっている中学校はまだそれほど多くありませんが、こういった傾向はこの先進んでいくのではないかと予想します。原因はたくさんあるでしょうが、ここまで子どもたちの学力が下がってしまっているということは、学校が勉強を教える場として効果的ではなくなっているのではないでしょうか? 時代とともに、子どもたちの生きていく環境はどんどん変化してきています。これほど社会が変化しているにもかかわらず、学校で勉強する内容や教え方は何十年もほとんど変わっていません。たとえば、公立の小学校や中学校で習熟度別のクラス分けや学習する内容を区別することはできないでしょうか? 科目によっては2つのクラスに分けている学校もありますが、私はもっと大胆にしてもよいのではないかと思っています。いろんな議論がありますが、小学校の段階でつまずいてしまっている子どもが、中学校の授業についていけるでしょうか。
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