個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

問題作成

2017-04-17 16:00:25 | 教室から
こんにちは。
堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

今日は夕方からの授業ですので、それまでは問題作成をします。
20年程前と比べて、現在は塾専用のワークの質も充実しており、かなり分厚いカタログの中からよい問題集を選ぶことができます。
ただ、どれほどよい問題集であっても、その1冊で十分かといわれると答えはNOです。だららといって、1科目につき何冊も問題集を購入していただくのは効果的ではありません。
というのも、問題集の種類は多いですが、ほとんどは同じつくりになっています。たとえば、中2の数学ですとまずは多項式の計算、続いて連立方程式、一次関数、図形の証明、最後に確率といった感じてす。ある生徒が、連立方程式だけが苦手で他の分野ができているとしたら、連立方程式以外の分野の問題は不要になります。もっといえば、連立方程式の文章問題にもいくつかパターンがありますので、極端に言えば苦手なパターンの問題がたくさんある問題集がこの生徒には一番必要なのです。ですが、そのような問題集は販売されていないことがほとんどですので、苦手とする連立方程式のパターンの問題を作成して渡すのです。

このように、生徒によって苦手とする科目はもちろん、苦手とする分野もさまざまです。したがって、すべての生徒が同じ問題集を使用することはベストではありません。ベースとする問題集は統一してもいいと思いますが(実際にONE-Sでもそうしています)、プラスアルファの問題集は生徒ごとに作成する必要があります。それもできるだけ生徒の特長をわかってつくるべきですので、ONE-Sでは、生徒それぞれのカリキュラムを作成すると同時に、それぞれに合った問題集を使用しています。

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