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昌徳宮&宗廟

2015-08-02 11:12:49 | 番外編
続き


ソウル市内にある世界文化遺産の一つ「昌徳宮(チャンドックン)」。


王の住まいである「景福宮」の離宮として1405年に建立(1592年、秀吉の
朝鮮出兵の際に焼失、1623年に再建されました)。


自然の傾斜や流れが上手に活かされており、最も韓国らしい美しい造りと
言われています。


リスがいました。40種類を超える鳥やたぬきも棲息し、昔は虎の姿も
見られたそうです。



「昌徳宮」の隣にあるもう一つの世界遺産「宗廟(チョンミョ)」。


朝鮮王朝歴代の王(19人)と王妃(30人)の位牌が祀られている正殿
ここも1592年に焼失していますが、先祖を敬う気持ちの強い韓国では
王宮よりも先に再建されたそうです。

東西の長さは101メートル。一つの建物に見えますが、東側に向かって
(写真右側)何度か増築が行われているそうです。


廟はお墓ではなく魂を祀る所。薄石が敷かれたこの3本の道、一段高く
なっている真ん中は神様が通られる「神路」なので、決してこの上を歩い
てはいけません(ちなみに右は王、左は世子(皇太子)が通ります)。


5月第1日曜日と11月の第1土曜日の年2回行われる祭礼は(1464年から
続けられている)、ユネスコの世界無形遺産にも登録されているそうです。


続く