
八重山地方では”八重山黒檀”、また沖縄方言では”クルチ”と
呼ばれるカキノキ科カキノキ属の常緑中高木。

その実の色が黄から赤、そして紫へと変化してきました。
公園樹や街路樹として利用されることが多く、またこの木を植えると
お金持ちになるとの言い伝えから、庭木としてもよく見かけます。
ちなみに我が家をはじめ、お向かいさん、お隣りさん、さらにはその
お隣りさんなど、近所のほとんどのお庭で確認できました。
「この実は食べられるんですか?」
近所のご隠居さんに聞いたところ
「うん、濃い紫色になったのが甘いはずよ」
しっかり色付いた物を食べましたがほとんど種でしかも渋い。。。
「渋いですけど・・・」
「そうじゃろ、だからわしは好かん」
そ、それを最初に言ってくれ~~。
他の方に聞いたら、梅酒のように泡盛に氷砂糖と一緒に漬けると
美味しいそうなので今度試してみます。

街路樹の下には食べられずに放置された実がいっぱい落ちて
いました。フクギ同様これもお家に植えて、いつしか三線の棹が
作れるよう頑張って育ててみます。