ファレル・ウィリアムズ「ＨＡＰＰＹ 福島版・浜通り版」と「美味しんぼ」鼻血騒動

お早うございます。昨日は、４９人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

「ハッピー　福島版」を先日のブログで紹介させていただきましたが、浜通り版もあるそうです。

Pharrell Williams - HAPPY (Fukushima, Japan) #happyfukushima #happyday


Pharrell Williams- HAPPY FUKUSHIMA HAMADORI 福島県被災地域（JAPAN）#happyfukushima #happy fukushima hamadori


福島県は、浜通り・中通り・会津と大きく三つに分けられますが、原発事故後は、また別な分け方がなされてきました。例えば、線量による区別や線引き。白河市の中でも、線量が高い地域と低い地域が存在します。県内の高線量地域から見れば、白河市は自主避難者も少ない。「福島県」の中にも、いろいろな思いがあるわけです。

「美味しんぼ」の鼻血騒動がありました。他県から見れば、白河市も双葉町も同じ「福島県」となるでしょう。これが問題であったと思います。井戸川氏は、福島県全体が危険であると思われかねない発言をしたのではないでしょうか。事実、そのようにお考えのようです。この騒動時、３０代の知人男性が、漫画を届けてくれました。福島が復興に向けて頑張ってる時に、このような描写をされたことに関して、憤りを感じていました。

事実を申し上げます。原発事故後、私は鼻血が出たことはありません。また、家族や周囲の方々からも、そのような話を聞いたことはありません。奇形児の出産に関しても、聞いたことがありません。スーパーなどで見かけるお子さんたちは、皆可愛く元気です。

問題は、原発事故後の行政の対応です。原発事故後１年の間に、被ばく線量を計った県民は何人いますか？これが、今後原発事故関連の病気が発祥した場合に、賠償を求める根拠となるかもしれない。その証拠がないわけです。これを熊坂氏は医師として強く指摘していました。

今、福島は復興へ向けて頑張っています。何を言葉で言うより、先の動画を見れば福島が元気だとわかるでしょう。震災後、3年半が過ぎ、元気が戻りつつある。福島県知事選では、脱原発は争点にはならないとされた。しかし、福島県民の中には、今後の健康に不安を感じる人もいます。特に小さなお子さんをお持ちの方々は、心の片隅に、不安を抱えているのではないかと推測します。だから、脱原発です。非常時に、あの対応しかできないから脱原発です。命があってこその経済です。

私は、ストレス解消のため、健康のため、遠足のように、毎年子どもたちをミニ避難させることが必要だと考えています。行政主体の長期遠足であれば、ご家族が不安を感じることもないでしょう。そのような地域交流をすることにより、差別も解消されるのではないかと考えます。