無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

選挙公費(皆様の税金)を使わない節約選挙を考える

2014年11月05日 06時52分24秒 | 選挙改革
お早うございます。昨日は、68人の方々よりアクセスをいただきました。有難うございました。

先日の県知事選を、反省も含め、振り返っております。まず、福島県全体から見た「白河市」の規模と存在感を改めて感じました。私も含め、白河市民は、「城下町白河」に誇りを持っています。しかし、選挙カーは見ませんでした選挙カーが来た場合に、通る場所は、新白河駅前やメガステージ周辺のようです。遠地から見た場合の「白河市」の重要度を意味しているのでしょうか。

さて、選挙にはお金がかかります。その範囲が広くなればなるほど、ポスター貼りの人員確保も必要となります。ある意味、お金がなければ立候補もできないわけです。しかし、市会議員は節約選挙が可能です。私は、過去2回の選挙で、それを実践し、選挙公費を使わず、少ない予算で選挙を行いました。前回の節約法としては、

●事務所を自宅等にすれば、家賃は要らない。
●事務所開きをしない。
●慣習となっているお祓いをしない(通常、数万円支払う)。
●選挙活動期間も、事務所を開かない(留守番電話にし、鍵を閉めて全員で出掛ける)。
●ポスター貼り人員を最小限に抑え、選挙カーも貼りながら動く。
●ウグイスは妻(タダ)。他1名は、有償で素人を雇用。
●選挙ポスターは、公費を使用せず、自分で作成、格安コピー印刷する(通常二十数万円請求するところが、3万円程度で作成可能)。
●選挙ハガキは出さない。名簿も集めない。
●選挙活動期間の弁当代は、実際に動いた者のみに支給(候補者・運転手・ウグイス・ポスター掲示人員等)。
●宴会はしない。


選挙はお金がかかると言われますが、選挙公費を使わずとも、節約選挙は可能です。選挙公費も皆様の税金であることを考える必要があると思います。この節約により選挙公費(皆様の税金)を使わずとも、約30万円で済みました。通常、一人の候補者につき、約50万円(上限)の公費(皆様の税金)を請求することが可能です(選挙ポスター・運転手費用・選挙カーガソリン代・選挙カー借上げ代・選挙ハガキ費用)。また、

●寄付はいただきません。

選挙にはお金がかかると言います。お金のかからない選挙、しがらみを作らない選挙を行うことが、その後の活動に重要な意味を持つと考えます。

慣習を破るには勇気が必要です。しかし、不可能ではありません。