無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

除染の完了検査、終了

2016年04月09日 05時50分02秒 | 福島原発事故 放射能汚染
おはようございます。昨日は、121人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

昨日午前中、貸家の除染完了検査が終了しました。
最終結果は、0.12μ㏜。検査前の半分となったとのこと。
作業にあたられたすべての作業員の方に感謝申し上げたいと思います。

さて昨日の夕方、近所の方からその除染について、ご相談をいただきました。
4月上旬、除染が終了したそうですが、その作業に納得できないとの内容でした。
具体的には、業者の方に勧められるまま、山砂を敷地に敷いたのですが乾燥すると山砂が舞い、喘息を起こしてしまっている気がするとのこと。市役所担当課に相談すると「山砂を敷くことに承諾されたのですから、どうしようもありません」との回答。
相談者によれば、特段の説明もなく料金が安い山砂を敷かれた気がするとのこと。自費で山砂を剥ぎ取り、砂利をすかなければならないでしょうかとの相談でした。事実関係を確認したうえで、回答したいと答えておきました。相談者は「とりあえず、話を聞いていただいただけでも、少し気が落ち着きました」と帰っていかれました。

除染は何のためにするのか?料金の問題ではなく、市民の利便性や生活環境をも考えて除染すべきではないのかと思われます
担当課等にも言い分はあるのでしょうが、相談者が感じる「理不尽さ」を私も感じました。
詳細なやり取りや法令等の問題もあるのでしょうが、来週担当課に事の顛末等を確認してきたいと思います。

我々が好んで起こした「原発事故」ではありません。国も住民の意に沿うような除染を行っていくと言っていたはずです。
市及び業者の方々には、その点を考えて対応していただきたいと思います。